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ココロが乾く…

 残暑も相変わらず厳しくて、ゲリラ豪雨に見回れる所も多いこの頃。

 通勤電車には様々な乗客がいるがラッシュアワーから外れる時間帯に乗るので朝な夕な大体同じような顔ぶれ…。
最近見かけないが車椅子で音声キーボードを持った青年がいて駅近のコンビニで昼の弁当だろうか…よく買い物をしていた。店員さんが「お財布開けますね、ここから○○円もらいますね」と青年に確認しながらお財布をリュックに仕舞い買った物を渡すのを眺めていた、夕方には車両を声を上げながら走る青年がいて、そこそこ高齢の女性が後ろから何やら声を掛けていたので多分お母様であろう。疲れた顔をしていらした。
…毎日大変だな…と思うわたしがいた。

 先月、相互フォローさせていただいている貴野たかのさんが、こんな記事を書いてらした。


   貴野さんの文章は、いつも魅力的だ、
英語に取り組み、曽祖父さまのことを丹念に調べられた記事には映画にもなりそうだと思ったくらいで…そうかと思えばガチャガチャの話もあったりで🤭
その記事の中に

首相官邸のSNSで「②障害のあるお子さんを持つ家庭も含め、あらゆる子ども・子育て世代を支えること」と書いていました。
おいおい子どもは大人になるんだぞ。今月は散髪の予約をいれました。来月のガイドヘルパーさんとの外出先を検討し、必要な場合予約をします。息子ができないから私がスケジュール組んで、依頼して、契約して管理してしるんだよ。子ども病院を卒業したので、また新しい精神科病院を受診するのです。
親の役割は死ぬまで終わらないんだよ。久しぶりに私の心が荒く波立ちました。

貴野さんのこの記事を不意に思い出したのには昨夜のネットサーフィンで

海外から介護人材を呼び込む支援策が広がる。厚生労働省は2024年度から外国人留学生を受け入れる介護施設を対象に、奨学金に充てる補助金を拡充する。日本語学校や施設で学ぶ場合に最大170万円程度を助成する。介護人材は世界で奪い合いになっており、日本の人材確保を促す。

日経会員記事より

 いやいやいや…何か違いません?
留学生は、やがてお国に帰るんですよ?その分の予算を今現場で働く方々にという考えに何故至らないのだろう。
やがて自分も昨日まで出来たことが出来なくなる日が来る、先日は高齢者施設のバスのドライバーが起こした悲しい事故もあったが、ドライバー75歳というのに更に驚いた。高齢者のみならず障害を抱える人やそのご家族への支援、そしてその手助けになる方々の待遇は優先されるべきではないのかと思う。
 貴野さん自身、ご子息が障害を抱える身であるがそれを感じさせないくらい軽やかな日常の文章である、あるが故に先の記事は深く残っている。
 
 政治のことをここで語るつもりもないけれど、こういうことはマスコミは絶対報道しないだろうし自分なりに調べたり考えないといけないのではないかと思う。未来はわたしたちの為にもあるはず、良く生きて良く旅立ちを迎えたいものだと思う。

 ・洋梨の香りに愚痴のそつと消え

 

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