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サッカーのお母さんの頃

長男が小2の冬
僕サッカーしたい‼️と言い出しました。
当時住んでいた社宅にはサッカーしている同級生が数人いて誘われたのがきっかけでした。
次男はまだ2歳、とりあえず体験教室に行ってみましたが
早い子は幼稚園から始めてるという😳
「最初なんてね、トンボが飛んでたらトンボを追いかけたり、トイレ!と叫んでコーチが慌てて連れて行ってくれたりで」
…指導者には頭が下がります。

入団を決めて用意するものは?と聞いてみるとスポーツショップに行けば大丈夫よ😃と言われ近所のスポーツ用品店へ行って、翌週練習に連れて行くと
レガースは大人用(道理で足よりデカイと😅)
スパイクはリフティング100回出来るまで履けないよ(用意したのはスパイク😑)
トレシューは?(何ですか?それ?用意したのは…)
ちゃんと用意できたのはボールだけでした😑

そんなこんなで始まったサッカー、ルールなんて知る由もなく、はじめてのサッカーみたいな本買って私も勉強です。
低学年は、だんごサッカーと良く言ったもので
ボール行ったぞー!それ!と一斉に走り
こっちに来たぞー!行くぞー!とポジションもなにもあったもんでなかったけど
学年が上がるにつれ、あの年代の可愛さを下の学年に微笑ましく見る私がいました。

次男は2歳からグランドで育ったしコーチも「弟くんの方が上手い」と試合の合間にノリノリに教えてくださったもので5歳頃には長男のお下がりを着て練習に参加していました。

監督から言われて印象に残る言葉は
★小さくてもピッチに入ればサッカー選手
です。間違ってもネガティブな発言をしないでください。
★プレーに関して言いたいことは指導者に言ってください。選手は指導者の言うことと親の意見の両方を聞くと戸惑って自分の力を発揮できなくなります。
★伸びる年齢は個人で違います。他の選手と比べず自分の子供だけを見ずになるべくピッチ上の選手たちを見てください。

毎年の夏の合宿遠征は、何人かの父兄は一緒に泊まりに行きましたが、残りは後方支援で飲み物や氷などの差し入れを届け
6年になると記念の親子サッカー、親子PKなどで成長を共に喜びと忙しくも楽しかった小学校時代に別れを告げます。

水捌けの良い、自慢のグランドはありません。
子供たちがスポーツに触れ合えるようにと当時の市長が造ってくださいましたが
今は水処理の施設になりました。
元々市の施設なので我々にどうすることもできませんでした。
サッカーする子供も減り、チームは存続しているものの一学年で試合のできる人数はいないようです。

今でも息子たちは仕事の傍らサッカーを続けています⚽️

小学生時代のチームのマークには三つの星、
選手、父兄、スタッフを表して付けたと監督が言われました。その星のどれかひとつでも欠けたら続けられないともおっしゃった監督は息子たちの誇りです。
私もこのチームに入って育てていただいたことを誇りに思います😃

去年は自粛で総体や国体、コンクールなどの中止で、学生さんや保護者にとって厳しいものとなりました、今年は開催できますようにこれ以上悲しい思いをすることがないようにと願うばかりです。


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