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俳句で灰になる2023~

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今年も『俳句は楽しい』と詠み続けたいと思います。
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#俳句は楽しい

俳句で灰になる〜梅雨空

俳句で灰になる〜梅雨空

 ・梅雨空も愉し幼子の嬌声
つゆぞらもたのしおさなごのきょうせい

 7年ぶりに親戚宅へ遊びに行きました。
長男夫婦と同居しているけれど、そこのお子さんとは初対面。
最初はモジモジしてた子も自分のおもちゃを披露してくれたりトランプしたりとあっという間に仲良しに🥰
 他の兄妹にも声を掛けていたのでお子さん総勢6人。最後に会った時はほんとにちっさい頃だったねぇ、大きくなって…と感慨に浸る間もなく駆け

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SummerTime第二部〜しぶとくもう一句

SummerTime第二部〜しぶとくもう一句

きみと見る線香花火の小宇宙

よこがおさんが、さだまさしをお好きと書いてらして思い出した曲をどうにか詠めたらと…。この曲…沁みます。
お写真は、耀さんのを使わせていただきました🎇

最終日ですが時間は決めていませんので日付が変わるまでということで😊

Summer Time第二部〜夏の宵

Summer Time第二部〜夏の宵

 おはようございます☁
本日最終日の『SummerTime第二部』
毎日たくさんのご参加いただきほんとうにありがとうございます😊

さて、多分ラストの投句になるかなと思いますが耀さんのお写真から一句。

 夏の宵頬にあるきみの唇
なつのよいほほにあるきみのくちびる
【季語 夏の宵】

 えぇ妄想句です。
日暮れたばかりのまだ夜にならない時間帯…別れ際にこんなシチュエーションを妄想してました…もう

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Summer Time 第二部〜クレオメ【句でオメ…bySen-singさん】

Summer Time 第二部〜クレオメ【句でオメ…bySen-singさん】

 拙企画第二部も明日が最終日となり、皆さま方より詠まれたたくさんの御句を毎日楽しませていただいております。
ほんとうにいつもありがとうございます😊

第三部も!とのお声やほんとうに楽しい企画!とお褒めの言葉をいただいたりでロハちゃんと日々感謝しかないねと話しております😊

今回も耀さんのお写真から詠ませていただきます。

 ・クレオメのせいにして見る白昼夢
くれおめのせいにしてみるはくちゅうむ

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Summer Time第二部〜出水川

Summer Time第二部〜出水川

 ・出水川住処探す鳥の哀し
でみづがはすみかさがすとりのかなし
【季語 出水川:出水の子季語】

 
 白先生のお写真をお借りしました。
この企画では、(勝手に)昔話に付き合っていただいてますが…えぇまた🤭
 高校の修学旅行は東京と聞いていたので入学前から楽しみでした。
まだディズニーランドもできてない時代でしたけどね。
しかーし!先輩方が東京で羽目をお外しになり『東京への修学旅行は、他県への教

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Summer Time第二部〜さくらんぼ🍒

Summer Time第二部〜さくらんぼ🍒

 ・さくらんぼ重き空気の軽くなり
さくらんぼおもきくうきのかろくなり
【季語 さくらんぼ】

 さくらんぼと言えば缶詰のド派手ピンクに染まったのしか知らなかったワタシがホンモノのさくらんぼに出会ったときのお話。
新入社員のお仕事は、お客様にお茶出しをすること。6月に入れば麦茶を沸かして冷蔵庫で冷やします(ペットボトルがない時代😁)
その日のお客様は古くからのお取引先で、何やら大きなミスがあったと

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Summer Time 第二部〜サビちゃん😺で一句

Summer Time 第二部〜サビちゃん😺で一句

 ・パトロール終えて至福の昼寝かな
ぱとろーるおえてしふくのひるねかな
【季語 昼寝】

 皆さまこんばんは!
お寄せいただいた写真から1枚を選んで俳句を詠んでいただく、Summer Time第二部もおかげさまで盛り上がっております😊

 さて今回もそわかさんご提供のお写真から。
サビちゃんと勝手に呼んでる地域猫さんです。昨年一時期行方がわからなくなって読者のひとりとして心配していたのですが、無

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Summer Time 第二部

Summer Time 第二部

 ・吾の知らぬきみの昔とかき氷
あのしらぬきみのむかしとかきごおり🍧
【季語 かき氷】
晴田そわかさんご提供の美味しそうなかき氷…いやー暑い日はコレに限りますなぁ。

 しかしかき氷も進化しましたねぇ。
昨日のランチタイムでも
「ティラミスかき氷美味しかった!」という話をしているので昭和脳のワタクシは
「え⁉かき氷にティラミス乗ってんの?」
とトボけたことを抜かして爆笑されました。昔は味も変わら

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Summer Time 第二部

Summer Time 第二部

 ・1/fゆらぎあり夏の川【季語 夏の川】
えふぶんのいちゆらぎありなつのかわ

耀さんのお写真をお借りしました。
耀さんのお写真からは穏やかなものを感じます。
自然の為せる表情というか、時にそれに涙することやほっとすることもしばしば。
そして詠むに当たって調べる内に1/fゆらぎという言葉を知りました。

わたしがしばしば滝に打たれて…というのもリラクゼーションの求めている…というのはちと違います

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俳句で灰になる〜六月

俳句で灰になる〜六月

 ・六月の六日と始める稽古事

 令和6年6月6日…。西洋では6が並ぶのは不吉とされてますが、お稽古事を始めるには6歳の6月6日が良いと言われてますね、
6歳どころか10倍のトシですが🤭身体が動くうちに何かしら始めたいなぁと思いながら「今日も負けた!」と酎ハイを😁

田の神さぁ

田の神さぁ

 4月になると、あちこちの集落では、『田の神さぁ』と言われ親しまれている小さなまつりがある。

 俳句ポストの兼題『山笑う』で真っ先に浮かんだのが故郷の春の光景でした。

   田の神の花籠も揺れ山笑う

発表のこともすっかり忘れていたところに知らせてくださる方がいて、佳作入選を知りました。
他の記事のコメントにもおめでとうのコメントをくださる方もいてほんとに嬉しかった…先月の発表ではカスリもしな

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俳句で灰になる〜噴水

俳句で灰になる〜噴水

 噴水へそろり近づく子の愛し

今日はお休みだったので、早い時間にショッピングモールをぶらぶらしてました。
トップ画ほど大きくはない噴水がそこにはあり、暑い日には子供達の歓声に思わず顔が綻んできます。
…ワタシも浴びたいと思いながら🤭

さて、らべあろ企画も次回に向けて動きます。
今回は、まずは皆さまから画像をお寄せいただいてからの『写真で一句』を考えておりますので、下記のご案内をぜひ読んでいた

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俳句で灰になる〜滝

俳句で灰になる〜滝

 煩悩のひとつを滝へ置ひてゆく→

 煩悩を滝のほとりへ置きてゆく
 

えぇ俳句Lowです。
何かと言えば滝に打たれに行ってきます!とほざいてたのが懐かしい…。
俳句Lowで、はい!苦労と言ったとか言わなかったとか😑

★置ひてをご指摘くださりありがとうございます。
›カ行四段活用動詞「置く」の連用形「置き」のイ音便です。とあったので詠み直しました。

いっせーので伊勢②

いっせーので伊勢②

 お伊勢参りは、外宮から内宮にそこから猿田彦神社へ行くようにと職場のおいちゃんに言われたので外宮へ…普段の人出はわからないが、平日で雨ということで混雑とは無縁のように感じた。
鳥居に一礼してくぐると空気が一変するのを感じながら深呼吸する…あぁようやく来ることができた!
雨と共に木々からもしずくが賑やかに傘に落ちる音を聞きながら「この大木の前で写真撮ろう!」とHちゃんが言うので代わりばんこに写真を�

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