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DTMとやらに挑戦するおっさん vol.3

「作曲少女」を読みました!
レビューというか、感想というか。

「作曲 初心者」とか「作曲 講座」とかってググると、たくさんのサイトやYoutubeチャンネルがでてきますね。
でも、本当に楽器経験がない人間からすると、わかるような、わからないような・・・

というわけで、そんな人間にも刺さると評判の「作曲少女 平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話」という本を読んでみました!
感想と、今後の方針なんかを書いていきます。

結論、めっちゃよかった!

ざっくり概要を説明すると
「なんの音楽経験もない人向けの、小説っぽい作曲理論書」
という内容でした。

小説っぽいので、理論書ですがストーリーがあります。
音楽経験ゼロの主人公の高校生が、プロの作曲活動をしている同級生と関わりながら、作曲のいろはを体験していく物語。

それがあるおかげで、かなりとっつきやすい内容になってました!
大体この手の理論書とかって、私みたいな楽器弾けんマンだと途中で引っかかって挫折しちゃうんですよね。
でもこの本は、主人公も楽器未経験者なので、いかにも初心者が引っかかりそうだったり、頭がパニックになりそうなところで躓いてくれます。
だから立ち止まってしまわずに、最後まですんなり読了できました。

もちろん、エンタメとしての小説ではないので、涙を誘う感動の名場面や、手に汗握るクライマックスがあるわけではありません。
(実際、作中の珠ちゃんというキャラクターがすんなり受け止められませんでした。読みすすめるうちに大丈夫になりましたね)
ですが、主人公たちの会話を通じて、作曲活動の

・なんで作曲するの?
・作曲の楽しいところって?

というとても大事な要素をすんなり感じることができました。
これは他の理論書ではあまりない事だと思います!

あと、ざっくりとした「作曲できるまでのロードマップ」にもなっている点がとてもありがたかったですね。
独学する人間にとっては、ゴールまでの道のりがわからなくなり、迷子で苦しむことが大きな壁になってると思います。
そういう意味で、この本はよき道標になってくれるように感じました!
これなら私でもできそうだ!って思わせてもらえます。きっと。

いやぁ、この本との出会いに感謝!

今後の方針は・・・

細かい内容については、実際にお読みいただくとして、私なりに感じた要点はこんな感じです。

・音楽理論は曲を作ってから学べ
・自分が何を曲にしたいか知るべし
・耳コピしまくれ
・キーを理解すべし
・とにかく一曲書き上げろ

正直、音楽理論に触れても、現段階ではちんぷんかんぷんです。
ですが、そういう理論とかは「作曲できるようになった人」がプラスアルファで学んでいくものらしいです。
まずは、なにはともあれ曲を作ることから始めるべきとのこと。

そう言われると、ちょっと心が軽くなります。
作曲、というものへのハードルが少し低くなったような気がしません?
私はそう感じて、ちょっとワクワクしました。

しかしながら、かといって何もないところからいきなり曲は出来て来ません。
その基礎トレ的に、耳コピを推していました。
絵描きさんがやっている「模写」とか「トレース」みたいなものですね。
これは作曲の基礎力になるそうなので、ぜひやっていこうと思います。

あと、キーというものへの理解は必須らしいですね。
詳しくはまだ理解できませんが、最低限
「このキーで使われている鍵盤はこれ」
というものを手癖レベルで身につけると良いとのこと。
この最低限の理解さえあれば、作曲するときの「音の選択肢」がはっきりして、スムーズに選んでいけるようになるそうです。
なるほど、これもこまめに確認して、覚えていこうと思います。

この2つをキッチリやって、実際に曲をつくっていこうと思います。

ですがその前に、自分が作曲で何を表現したいのか、についてはっきりさせておこうと思います。

作中で、作曲とは

今まで自分が感動してきた体験や記憶、空間や時間を自分なりの形で音楽として表現する

こと、と語られていました。
・・・なるほど!

確かに、私の好きな楽曲も、よくストーリーみたいな歌詞だなぁと思ったりしていました。
実際はどうかわかりませんが、ひょっとしたら「伝えたい気持ち」があって、それを伝えられる「ストーリー」を作り、それを表現する「音楽」が作られているのかもしれませんね。

作中では、その自分の感動なりを感じるために、作業机を自分の好きなもので満たす、という方法をとっていました。
私もやってみようと思いましたが、いかんせん机が狭いので、とりあえずPCの壁紙を描いてみました。
ぱっと思い浮かんだ好きなものや感動したストーリー、お気に入りのゲームなどのキャラクターを敷き詰めてみました。

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こうして形にしてみると、感動したときの気持ち・場面が思い出されます。
というか・・・単純にテンションがアガりますねぇ!

この気持ちを忘れずに、耳コピ、キー暗記を実施していきます。
その先には、人生初のオリジナル曲があるはず・・・

よし、やる気が漲ってきた!!
では、また!!!

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