タイのアイドル紹介 - SUMOMO

2020年6月3日 22:20

[2022年1月31日更新]

今回紹介するグループはこちら。

SUMOMO (スモモ)

■おすすめポイント

とにかく盛り上がる。
それもそのはず、日本のFES☆TIVEの妹グループであり、同グループの楽曲をタイ語バージョンで歌って踊るグループ。オタクのコールやMIXは日本語のままなので日本人でも同じように楽しめます。
お祭好きなら一度は観ておくべき。

■グループ概要

正式名称はsumomomomomomomomonouchi（スモモも桃も桃のうち）。
日本人にはおなじみの早口言葉だが、タイ人にとっては文節がわからないため難しいぽい。

私が応援している Siam☆Dream、Euphonie☆、KAIBUTSU、Baifern-Chan、（解散済：LoveLetter、AMERYU）と同じSiamdolに所属のグループ。SUMOMOのマネジメント運営はアップダンス・エンターテインメントが行い、イベント運営はSiamdolが協力している。

2019年11月30日『SIAM☆DOLLY FESTIVAL』の第3部FES☆TIVEワンマンライブのオープニングアクトでFES☆TIVEの妹グループとしてデビューした。グループ名やメンバーについて事前情報は無く、ステージ上で初めてのお披露目だった。
デビューステージではFES☆TIVEの人気楽曲であるOIDEMASE!! 〜極楽〜をタイ語バージョンで披露。

もともとタイでワンマンライブを何度もおこなうほどFES☆TIVEはとても人気で、めちゃくちゃ盛り上がる土壌ができあがっていたためSUMOMOが盛り上がるのは当然である。
これまで数多のカバーダンスグループがFES☆TIVEの楽曲をカバーしており、「MATSURI」といういわゆるコピーグループがあったりもするが、公式がタイに進出して妹グループを作るとは誰も思ってもいなかった。

日本の地下アイドル運営がタイに進出して妹グループを作るのはAMERYUに続き2つめであり、さらにこれに続いてArcJewelもArcJewel ThailandとしてEuphonie☆を結成した。AJTの運営もSUMOMOと同じくアップダンス・エンターテインメントが行なっている。
また、いずれもSiamdolが運営協力をしており、これまで日本からのアイドルを誘致してきた実績の賜物だろう。

2022年1月8日、二期メンバー募集のオーディションが告知された。

2022年、タイで最大級のイベントJAPAN EXPO THAILANDへの2度目の出演を終えた直後の1月24日に5名の卒業が発表され、同年1月30日に開催された『SUMOMO Festival 2022, SUMOMO 2ndOneMan Live』をもって第一期メンバーでの活動を終えた。その後はBeautyとNamfahの2名＋二期メンバーでの新体制となる。（2022年1月現在、未定）

■メンバー

2019年11月30日、第一期メンバーとして8名がお披露目された。

2021年2月27日、SNS上でNoonが同年3月6日をもって脱退することが発表された。（Facebookでの告知）

2022年1月24日、SNS上でBaitoey、Bew、F、Jane、Kの5名が同年1月30日をもって卒業することが発表された。（Facebookでの告知）

▼Beauty（ビューティー）：オレンジ色担当。10月7日生まれ。
日本語は少し話せる。
SiamdolCafeのキャストとしても勤務。

▼Namfah（ナムファー）：黄色担当。11月24日生まれ。
日本語はわりと話せる。読み書きは苦手。
SiamdolCafeのキャストとしても勤務。

■元メンバー

▼Noon（ヌン）：白色担当。7月19日生まれ。
日本語は挨拶程度。
2021年3月6日のZoom Online Meetingをもって脱退。本業である建築家の仕事が忙しくレッスンやイベントへの参加が困難になったことによる。この時期タイではCOVID-19の第二波によってイベント活動が制限されておりイベントを開催することができず、やむなくオンラインイベントでの活動終了となった。

▼Baitoey（バイトゥーイ）：緑色担当。12月9日生まれ。
日本語がめっちゃ話せる。日本語の先生もやっている。

▼Bew（ビュー）：ピンク色担当。7月28日生まれ。
日本語がわりと話せる。
ゲーマーでハイエンドPCを組みゲーム配信も頻繁に行っている。ロリータファッションが好きでSNSには甘ロリを着た写真が投稿されることが多い。服飾スキルもある。

▼F（エフ）：青色担当。2月27日生まれ。
日本語は少し話せる。
2021年4月23日に梨状筋症候群（慢性股関節痛）の治療のためしばらくの間ステージやMVでのダンス活動が行えないことが告知された。

▼Jane（ジェーン）：赤色担当。10月27日生まれ。
日本語は挨拶程度。
SiamdolCafeのキャストとして勤務していたが、グループ卒業と同時に退職。

▼Kita（ギター）：紫色担当。10月25日生まれ。
日本語は全く話せない。元DaisyDaisyメンバー。

■楽曲

2021年6月現在、6曲の持ち歌がある。オリジナルの1曲のみ音楽配信サービスでリリースされている。

▼OIDEMASE!! 〜極楽〜
FES☆TIVEの同曲のタイ語バージョン。

▼ハレとケ！あっぱれ！ジャパニーズ！
FES☆TIVEの同曲のタイ語バージョン。

▼Landmark
FES☆TIVEの同曲のタイ語バージョン。

▼My Dear
FES☆TIVEの日本での妹グループ My Dear Darlin' の同曲のタイ語バージョン。
2020年2月1日『JAPAN EXPO THAILAND 2020』で初披露。
なお、My Dear Darlin'が同曲を初披露したデビュー日が同年1月26日、つまり6日前なので、この曲は日タイ同時進行で作られたものと思われる。

▼Shidare Yanagi
FES☆TIVEのシダレヤナギのタイ語バージョン。2020年月日『SUMOMO 1st Oneman Live』にて初披露された。

▼Flashback
SUMOMO初のオリジナル曲。
2021年6月19日に音楽配信サービスで初公開された。
デビュー1周年の2020年11月30日に新曲と新衣装の予告が発表されていたがCOVIDの影響で公開までに半年かかった。本来であれば2021年2月に開催が予定されていた『JAPAN EXPO THAILAND 2021』で初披露されていたと思われる。
同年6月24日にダンスパフォーマンスMVが公開されたがFは梨状筋症候群（慢性股関節痛）の治療中のため6人バージョンとなっている。
振り付けの難易度も高く、上記の理由により完成度を高めるためライブでの初披露は後発のFLOWERより後となる12月25日『Siamdol Christmas Party 2021』のステージだった。
なお、オリジナルメンバーでのライブパフォーマンスはわずか4回だった。

▼FLOWER
My Dear Darlin' の同曲のタイ語バージョン。
2021年10月30日にオンライン配信で開催された『SETUP Thailand Pro Wrestling : THE AWGC TOURNAMENT』にて初披露された。当時、まだFlashbackがライブで披露されておらず、この日Flashbackがお披露目されることを期待していたところに突然お披露目された。
有観客のライブとしては同年11月28日にバンコクから少し離れたシラチャーで開催された『JAPAN CARNIVAL』で初披露された。

My Dear Darlin' のダンスMVと比較するとタイ語の歌詞のテンポに合わせて振り付けのタイミングが微妙に調整されている。

■衣装

2021年6月時点で2着の衣装を有する。

▼初期衣装
SUMOMOのイメージカラーであるパステルカラーのピンクと水色で構成された衣装。メンバーごとに全て異なるデザインになっている。
某アキ○ブProjectの衣装に似ているともっぱらの噂だが、それは言わないお約束。

▼Flashback衣装
2021年6月19日、初のオリジナル曲となるFlashbackと共に公開された。
初期衣装同様メンバーごとに異なるデザインだが、今回は白と紺を基調としてメンバーカラーがあしらわれた色使いになっている。
衣装デザインはBew。

■物販（グッズ販売）と特典会

▼物販
チェキ券（300THB）の他にTシャツ（黒/白各500THB）を売っている。

SUMOMOのチェキ券には使用期限が設けられている。初期生産分は2020年3月31日が期限だったが、COVID-19の影響により3月以降イベントが開催されなかったため無期限に使用できる旨が5月に告知された。
タイの地下のチェキ券は基本的に名刺サイズなのだが、SUMOMOのチェキ券は有効期限の表記部分がちょっとだけ長いため財布のポケットやカードケースに微妙に入らない。
2020年10月17日の『Siamdol Festival 2020』からチェキ券が変更され使用期限の表記がなくなった。Siamdol所属グループのチェキ券の偽造品が出てきたらしくシリアルナンバー付きの新デザインに刷新され、サイズも通常の名刺サイズになった。

▼特典会
基本的に2Shotチェキ（サインあり）のみ。事前にチェキ券を購入してチェキ列に並ぶ。
自分の番になったらメンバーにチェキ券を渡して撮影、その場ですぐにサイン＆トーク（約1分）を行う。複数枚撮りたい場合は再度列に並び直す。

SUMOMOは他のSiamdolのグループとは異なり、特典会中は基本的に写真撮影NGとなっている。その代わり特典会の終わりに数分間のフォトセッションタイムが設けられる。