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川崎フロンターレ 2024シーズン開幕 ACLラウンド16 1stレグ

待ちに待った2024年シーズンが、ACLラウンド16stで開幕です。
主力選手の多くが移籍し、不安と期待の中でいきなりACL決勝ラウンドって
しかもアウェイ。 さてどうなることやら。。。

不安要素
・キャンプのトレーニングマッチの成績はイマイチ
・チームとしての完成度が未知数
・移動時間が12時間
期待要素
・エリソンの爆発力と新戦力の融合

Jリーグ開幕前でスケジュール調整もつくため、移動距離・春節などを考慮して1日前倒して現地に入ります。
中国への移動なのに、12時間かかったそうです
中東にビジネスクラスで行く方が楽ちんですね

ACLは、2025年に開催されるクラブW杯への出場権がかかっています
これに出場が決まると出場するだけで40億円GETできる、まさにスペシャルな大会です
昨年優勝した浦和レッズが、出場権を獲得しておりJリーグでは獲得できない桁違いな賞金を手にすることができます。

さて注目のスタメンです。

GK  ソンリョン
DF   佐々木・大南・ジェジエウ・瀬川
MF  橘田・山本・脇坂
FW  家長・エリソン・マルシーニョ
となりました。

昨シーズンのレギュラーが移籍した両サイドバックには、右SBに佐々木、左SBに瀬川
瀬川SBが左に入るのは意外でした。 三浦が入ると思っていましたので。。。
また瀬古ではなく山本だったことも驚きました。それだけ調子が良かったのでしょう
注目は、やはりエリソンですね。 トップとしてどこまで機能するのか

アウェイ 山東泰山スタジアムは、国立競技場よりもピッチコンディションが画面越しで悪いのがわかります。
前回開始10分くらいまで相手の攻勢を続き、ソンリョンのスーパーセーブでなんとか失点することなく耐えます。
天皇杯決勝もそうでしたが、ここ最近押し込まれる試合が続きます。
15分くらいから、落ち着きを取り戻しらしさを取り戻し、前半28分コーナーキックからVAR判定を経てハンドからPKをゲットします
これをエリソンがキッチリ決めて先制します。PKのシーンはこちら
その5分後脇坂のクロスを逆サイド奥のマルシーニョがダイビングヘッドで決めて追加点
ただこのあと相手のラフプレーが多発、瀬川へのバックチャージはレッドに相当するようなカンフーサッカーでした。
そんなカンフーサッカーに屈することなく前半を2−0で折り返します。

後半も前半同様に開始早々押し込まれますが、守備陣が跳ね返します
その後カウンターからマルシーニョが2度GKと1対1の決定機を迎えますが
ピッチコンディションもありボールが弾んでしまいドリブルをコントロールできず決めきれません。
後半65分 山本が瀬古と交代して中盤の運動量とゲームコントロールを狙いますが、
直後の後半67分自陣ペナルティーエリア前で橘田がクリアーしたボールが相手に溢れてしまいコントロールショットで失点します。
その後コーナーキックからドフリーのヘディングがポストに直撃。
これが決まっていたら同点で逆転されていてもおかしくなかった助かりました。
後半72分 マルシーニョとエリソン を 丸山と山田に交代します
5バックにして守備を固めますが、システムを変えたことでロングボールの出しどころにプレッシャーがかからず防戦一方でしたが、後半79分ソンリョンのロングキックから山田の落としに抜け出した家長にわたりこれを確実に決めて3−1と突き放しました。
これで相手の心を折ったかと思いましたが、パワープレー全開で後半85分にCBの選手にヘディングを決められて3−2と1点差になってしまいます。
後半89分に両サイドバックの佐々木と瀬川を田邊と際に交代
ロスタイム9分間、決壊寸前の中パワープレイをなんとか耐え切り3−2でアウェイで貴重な勝利を手にしました。
しかしアジアカップの日本代表もそうでしたがロングボールのパワープレイに苦戦しますね

総括
シーズン初戦・ACL・アウェイ、不安を乗り越えて見事に勝利で応えてくれました。
スタッツは、なかなかひどい感じでしたがACLは結果が全てと割り切っています

MVP 家長さん
苦しい時間帯に、チームを助ける3点目をゲット
今年も彼の活躍が欠かせないですね。

良かった点
3トップがそれぞれ得点
エリソン、ポテンシャルが半端ないですね。フィットしてくれれば相当活躍してくれそうです。 怪我だけが心配です。
山本、後半は疲れから消えた時間もありましたが前半の出来は良かったと思います
特にマルシーニョの追加点のシーンでは、彼のランニングでマルシーニョがフリーになっています。ゲーム組み立てだけでなくフリーランニングで相手の嫌なポジションをとりはかなりきいていました。
あとはとにかく勝利できたこと アドバンテージを得て2ndレグホームを迎えることができること

気になった点
やはり、ボールを保持できなくなってきているところ
トレーニングマッチから失点が止まらないこと
まだまだ完成度が低いこと

翌日の横浜マリノスが終了間際に追いつかれて同点で終えたことを考えると
3点目が大きかったですね。
ホームでは、前半に試合を決めるくらい圧倒してほしいですね
期待しましょう!!

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