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富士フイルムスーパーカップ2024 WINNERS

2024年初戦ACLアウェイで勝利を掴み、中3日で迎える富士フイルムスーパーカップ
昨年Jリーグ優勝のヴィッセル神戸と国立競技場で激突です。
昨シーズン国立競技場では、2勝1敗 天皇杯を優勝しておりよいイメージです。

今シーズンは、ACLが変則開催であるため、シーズン前半に決勝トーナメントと中盤から来シーズンの予選リーグがあり過酷な日程が待っています
開幕からいきなり中2・3日で5連戦です。富士フイルムスーパーカップは2戦目
昨シーズンまでは主力メンバーは変えずに、数人だけ入れ替えてきましたが、
驚いたことに頑固な鬼木監督がスタメンをフルメンバーを入れ替えた完全なターンオーバーを仕掛けきました。

ヴィッセル神戸は、2月上旬にマイアミとプレシーズンマッチを実施しておりこの試合は最終調整をかねてベストメンバーがスタメンに並んでいます
フロンターレは、新加入選手がベースになっておりここでフルメンバーのヴィッセル神戸に勝てれば2チーム編成で連戦を乗り切ることができますが、簡単ではありません

スタメンです。
GK  上福元
DF   際 高井 丸山 田邊
MF  ゼ・リカルド 山内 瀬古
FW  山田 ゴミス パトリッキ ヴェロン
三浦が左サイドバックに入るかと思いましたが、田邊がスタメンです。
守備では、高井と丸山がいかに大迫を抑えるのかポイントになります。
攻撃では、キャンプの評判も良い山内の仕掛けるドリブルに期待です。

前半開始からJリーグを制覇したヴィッセル神戸らしい前線からのプレスと大迫をターゲットに対角ロングボールからフィジカルを生かした戦術で流れを掴みます
アジアカップ・アウェイACLでもそうでしたが、ロングボール競り合いからこぼれ球を拾われ押し込まれる。ここの課題に対応する戦術が必要ですね。

高井くんが大迫とマッチするシーンが多く大迫を抑えることができればパリ五輪へA代表が見えてきます。
結果だけ見ると丸山と2人でしっかり抑えましたね。

ヴィッセル神戸は、決まり事がしっかりしており、大迫がCBとSBの間のポジションをとり大外にウィングが貼ることでロングボールの競り合いで数的優位を作りサイドで起点を作り続けます。
川崎フロンターレは、放り込まれたロングボールにお付き合いするような形でボールを抑えることができず、ヘディングでボールが宙に浮いている時間が多く全くらしさがない前半でしたが、ボールをつなげるシーンではゴミスのシュートチャンスも2回ほどありました。どちらも決定機を決めきれず前半を0−0で折り返します
国立競技場のピッチコンディションが悪いのか、コンビネーションがまだまだなのか
ヴィッセル神戸の強度の高いプレスで自由がないからなのか、全部なのかわかりませんがほとんどいいところがなかった印象です。
特に左サイドの田邊は厳しかったですね。 怪我でキャンプで体を作れず怪我明けでぶっつけ感ががありましたがちょっと1人だけ試合に入れない印象でした。
丸山は良かったですね。声がけやリーダーシップを発揮していました。
フロンターレは、大人いし選手が多いと言われており彼のコーチングは頼もしいです

一方的に攻め込まれた前半からどれだけ立て直せるのか、期待した後半田邊に替えて
三浦をピッチに
後半早々セットプレーをからチャンスを迎えクリアーにつめた際のアタックがゴールに吸い込まれて意外な形で先制します。
昨シーズンは、セットプレーからの得点が減ってしまったので今シーズン自分たちのペースでない時間帯にセットプレーからの得点で試合を優位に運びたいですね

得点後も前半に比べるとだいぶつなげるようになってきました。
ヴィッセル神戸の強度が落ちてきたことやロングボールのこぼれ球を抑えて地上戦に持っていたことでペースを掴むことができました。
こうなるとヴィッセル神戸はそこまで怖くないですね。ここに一手間加わるとかなり厄介ですが現時点では地上戦でボールを持たせる状態であればそこまで怖くない印象を持ちました。リーグ戦でも検討してほしいですね

得点後もフロンターレペースで進みます
ヴェロンにかわってマルシーニョが左サイドFWに入ります

マルシーニョは、コンディションがよく攻撃の起点をつくるなかで
後半69分 ペナルティー前でマルシーニョが倒されたFKを瀬古がねらいますが
ゴールバーにはじかれます。

その後お互いに決定機をむかえることなく
瀬古を山本 ゼリカルドを橘田に 際を瀬川に交代し
終了間際のCKをしのいで試合終了です
ウノゼロの勝利です。

フルメンバーのターンオーバーで昨年リーグ覇者フルメンバーに勝利したことは大きな自信になりますし
チーム全員の総力戦で戦えることを証明しました。

総括
MVP 高井
パリオリンピックからW杯が期待される逸材であることを証明してくれました。
昨シーズンもレギュラーをつかみかけましたが、サンフレッチェ広島戦でやられてしまい
サブメンバーとなっていましたが、大迫を抑えたことは自信になるでしょう。
ただ冨安のような選手になれるポテンシャルがあると考えるとまだまだ物足りないですね

丸山
DFラインを統率し、周囲へのコーチング等守備陣をささえました
山村とは別のタイプで、CBとして活躍が期待できますね。


移籍初戦で、決勝点 持っているなと
サイドに貼るだけではなく、中にはいってボールをうけるなど周囲がみれるサッカーIQの高さを感じました。
決勝点もこぼれてくることを予想していたとコメントがありましたので佐々木との競争がチームレベルをあげてくれそうです

今回は守備陣を中心に記載してみました。
攻撃はもう少しコンビネーションが仕上がってからですね

次回は、ACL16 セカンドレグで


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