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Jリーグ2024シーズン 第5節 ホーム 川崎フロンターレ VS FC東京 取り戻したプライド 

中断前の3連敗から2週間でどこまで立て直せるのか、チームとして正念場を迎えたホームで開催される多摩川クラシコ。
FC東京は、前節アビスパ福岡に3−1と快勝してチーム状態も上がっており中断前の状態なら3点くらい取られて負けるイメージしかありません。。。

スタメンです
エリソンが帰ってきました。彼がいるといないとでは相手に与えるプレッシャーが違いますね
センターバックに丸山に代わって高井が入り、右サイドバックに瀬川が入ります
瀬川の右サイドはちょっと驚きました
佐々木、際かなと思っていましたが、より攻撃的な布陣ということでしょうね
前節レッドカードのマルシーニョから遠野が左FWに入ります
またシステムを 4−3−3  から 4−2−3−1に変更してきました
橘田と瀬古のダブルボランチです。
4−3−3にこだわった鬼木監督がついに変更しました。
2022シーズンも一度4−2−3−1で最終ラインからのビルドアップが改善されましたが
1試合だけの限定でした。

さあキックオフです
序盤FC東京に押し込まれますが、ダブルボランチにしたことで守備の強度が上がります
また個々の球際の強度が上がり相手に主導権を渡しません。
遠野が入ったことで三浦の良さが出ました
前半34分 左サイドで 長友と1対1になった三浦がドリブルで仕掛けグラウンダーのクロスを上げます、木本がスラディングで弾いたボールがポストにあたり詰めた脇坂が決めて先制点を上げます

このシーンですが、やっと三浦の良さをチームとして出すことができました
選手の組み合わせによりますが、マルシーニョと三浦だと大外に開いてドリブルを仕掛けるところが特長となるためどうしても立ち位置が被ります
それが遠野が大外を三浦に任せて中側にポジションを取ることで今回のシーンが生まれました
三浦のクロスは質が高いですね
今までの川崎フロンターレにはない良いアクセントになると思います
脇坂にも注目です。彼だけが足を止めることなく詰めていました。
得点の嗅覚ですね

その後荒木と松木を中心としたFC東京の攻撃を抑えて前半1−0で折り返します

後半は、川崎フロンターレが圧倒します
強かった時のボールを保持して相手を押し込み相手に、相手ボールになっても即時奪還
する守備これが待ち望んだ姿です
後半72分 遠野の浮き玉に抜け出したエリソンがGK波多野に倒されて退場になります

ここからはさらに一方的な試合になりますが、1−0の状態は何があるかわりません
後半82分にエリソンと遠野に替わり、山田と山内が入ります
その1分後 山内がエリア内でドリブル突破から山田に合わせて追加点を上げます
このシーンは、DF高井からのフィードから生まれています
アカデミーラインですね

最後は、後半92分橘田がペナルティーエリア前からゴラッソ決めて3−0で締めくくり、今シーズン待ちに待ったホーム初勝利と同時にホーム200勝を達成しました

総括
中断期間の2週間でよくここまで立て直しました。ポイントは以下を挙げてみました
・多摩川クラシコという気持ちを切り替える試合出会ったことかつホームだったこと
・選手全員がサボらずによく走りました
・システムを変えたことで、守備の役割がはっきりしボール奪取率が上がった
 この試合でMOMを獲得した橘田が躍動したのもシステム変更が大きかった
・三浦のいかし方をチームとして確立
・ジェジエウのコンディション復調
・交代した山内のドリブル突破 交代選手はドリブルで推進できる選手が必要
・プライドを持って戦い気持ちを見せてくれた

さあ次は、ミッドウィークのアウェイで横浜マリノス戦です
ACLでも見たかったゲームです。。。
Jリーグでは、贔屓目なしに私はこの2チームの試合が圧倒的に面白くレベルが一つ抜けていると思います
この試合がミッドウィークにあるのは残念過ぎます。
今日の結果を継続することができるのか今シーズンを占う絶好の機会です

ピックアッププレイヤー
今回は、選手全員です。 
よく走って戦い、勝ちたいという気持ちが見えた素晴らしかったですね。

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