元保育士がカフェをやりたいと思ったきっかけの話①
はじめまして、こんにちは!
大阪市内で小さなカフェをやっています、Suuといいます😊
ここでは店名は載せていませんが、隠しているわけではありません。笑(Instagramのリンクも繋げてるので😂)
カフェを開業して2年と4ヶ月ほど。
私生活に新たな変化があり、2024年11月〜半年から1年間、カフェをお休みすることになりました。(ケーキのテイクアウト販売は続けます!)
※現在、お休み中に間借りカフェとして使っていただける方も大募集しています!(詳しくはInstagramをご確認ください✨)
そこで新たな転機の前に、一度大切なこのカフェへの思いをまとめておきたいと思い、綴っていくことを決めました。
ここでは、わたしが今まで経験したことも含めてカフェ開業までの思いを綴らせていただきます!
まずは簡単な自己紹介を✨
Suu(すー)と申します!
88年生まれの辰年です🐲
短大卒業後は幼稚園教諭として2年勤務、
そのあとは保育士として11年ほど勤めていました。
その間に結婚などの転機が何度かあり、3園ほど経験しています。
そして2022年3月末まで保育士正職員として勤めたあと、6月中旬から自分のカフェをオープンしたのです🙌
話すと長くなるカフェ開業への道ですが、
どうぞお付き合いいただけると嬉しいです!!
よろしくお願いします🙇♀️✨
最初のきっかけ…お菓子作りに興味を持ったきっかけは、15年ほど前、幼稚園教諭を辞めた時です。
実はわたし、両親をすでに亡くしているのですが…
母の病気を知らされたのが、短大を卒業する少し前、就職が決まっていた幼稚園での研修が始まる前日だったんです🥲
さあ!これから頑張るぞ!という気持ちの日に、父と母から告げられた母の病気。
難病と言われる病気でその時すでに余命もあまりなく、治療法もない病気でした。
その日のことは一生忘れることはできません。
一気に頭の中は母でいっぱいになりますよね💦
そこから新人として幼稚園で頑張ろうとするも、やはり気持ちはいつもぐらぐらしていました。
その上、当時は今よりもっとコンプラも緩く…いわゆる…とてもとても大変な職場でした。
今なら完全にコンプラ的にもアウトだと思います。
もちろん新人の自分にも至らぬところはたくさんあるのですが、それ以上に…本当にひどかったです。
そんな中、母や家族や職場や仕事に挟まれ続けてしまい、どんどんどんどん精神的に辛くなってしまいました。
家族もちろん日々必死だったと思います。
父とも妹とも、母のことについてあまり向き合えないままだったなと思います。
当時まだ妹は高校生。今ならわかります、みんな心を保つのに必死だったんです。
幼稚園教諭2年目になりたてのころ、母はまだ若くしてこの世を去ってしまいます。
…その頃のことは、実はほぼ記憶にないんです。
断片的にしか…。
その当時のわたしには、あまりに現実と向き合う強さがなさすぎたんですね。
最後の2週間ほどはわたしが毎日病院に寝泊まりさせていただき、そこから幼稚園に通っていたのは覚えているのですが…。
大変な職場だったとはいえ、職場の方々にもたくさんご迷惑をかけてしまいました💦
そのままもう幼稚園教諭を続けられなくなり、2年なんとか勤めた園を3月末で退職しました。
そこからすぐに仕事はできず、家とジムを往復する日々だったのですが…
仕事を辞めて1ヶ月ほどしたころ、出かけた商業施設で料理教室の存在を知りました。
某有名な大手の料理教室なのですが、教室をのぞくとお料理をしている方々がキラキラ輝いて見えたんです✨
わぁー!✨と、久しぶりに心がおどった瞬間でした!
気づいたらお菓子作りの授業体験に参加していて。笑
そこで担当してくれた先生のお手本の手捌きに、ものすごく感動したのを覚えています。
具体的にはロールケーキを作ったのですが、ボールの中で生地を作って、それを天板に入れて…
ボールの中をゴムベラで綺麗にする時の、生地を無駄なく集めていく所作に感動したことを忘れられません。
思わず先生に、
「わたしもゴムベラを使って、ボールをそんなに綺麗にすることができるようになりますか?✨」
と聞いたくらいです!笑
これは本当に鮮明に覚えています。
先生も笑いながら「なりますよー!!」って言ってくれて、たったそれだけのことが当時は嬉しかったんです😊
そしてわたしは某料理教室のケーキコースに通うことになりました✨
お菓子作りそのものがとても新鮮でキラキラして見えて、とても楽しかったです。
楽しい気持ちを少しずつ思い出すことができて、わたしの気持ちも少しずつ前向きになっていきました。
…実はまだ幼稚園教諭2年目の時、母が亡くなってから半年後くらいに、今の旦那であるM氏と知り合っているのですが(その話もまた追々)
料理教室でお菓子を作ってはM氏にあげていました。笑
1人で食べるにはたくさん作れて持ち帰れるので、多いのでね…!笑
家はいわゆる昭和な家だったので、大きめのオーブンなども家にはなく…お菓子作りを始めたといえど、作れるのはほぼ料理教室でのみでした。
でも本当に楽しくて、辞めて3ヶ月ほどしたら「また働きたい!」と思う前向きな気持ちになっていきました。
次に選んだのは、幼稚園ではなく保育園でした。
ここからまたしばらくは保育士生活に戻るのですが、続きはまた次回に🙌
先ほどチラッと書いた現旦那との出会いが、母の死でぐらぐらになっていたわたし自身も、わたしの家族との関わりも救われるきっかけにもなりました。
最終的に旦那や家族との関わりが、カフェ開業への道筋となっていきます✨
初回から長々と読んでいただき、ありがとうございます😊✨
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