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どんな味??ネトフリ「ナディヤのお助けクッキング」ビーツ&フェタチーズパスタ 作ってみた!

食べ物の選り好みと人付き合いって、心理学的には同じなんだって。   だから、私は食べるものは好き嫌いしないようにしているの。

 心理学を深くかじっている友人の言葉だ。彼女には、いろいろと心理相談にのってもらっているのだが、一緒に食事をしながらの彼女の一言。食べ物の好き嫌いと人の好き嫌いは、心理学的には同じらしい。彼女は、食べ物を好き嫌いすることなく食する練習をすることで、人を好き嫌いしないように心理学的にアプローチしているという。

 自分を振り返ってみた。確かに当たっている。幼い頃から、食べず嫌い&偏食のひどかった私。テレビに出てくる芸能人に対し、顔の表情や態度だけで「この人嫌い。好き。」なんてことをよく口にし、母によく指摘されていた。歳をとり、そういった単純な好き嫌いをすることはなくなった。

 だが、よくよく考えてみると、食べ物への接し方と人への接し方も同じだ。私に限ってだと思うが^^

 今まで味わったことのない新しい味に出会うと、途端にハマってしまう。他のモノは目に入らない。そればかり食べまくり、じきに飽きる。このことは、男性とのお付き合いでも同じだった。若い頃の話だ。この人「面白いな」とか「私にはない考え方をするな」と思うと、強く惹かれる。その思いが低い確率(笑)で成就し、交際に発展する。しかし、いざ付き合い始め、相手の思考パターンが把握できるようになると、急速に何かが冷めていく。それだけでない。小説や映画、ドラマの選び方もそうだ。作家や特定のジャンルにハマると、そればかり物色し直に飽きてしまう。

 ところで3か月前、ネトフリの「ナディヤ・フセインのお助けクッキング」を観ていて、「これどんな味?」と気になる料理があった。

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 彼女は、バングラディッシュ(?だったと記憶)出身、米国にて料理研究家として活躍している。いろんなスパイスを駆使し、忙しい人達のための「時短&美味」レシピを提供している。日本でウケる「ズボラ主婦のための料理」。アメリカ主婦にも、大好評なよう。「簡単にできて、美味しい」は主婦の永遠のテーマかも知れない。

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 このシリーズの中に、強く惹きつけられる料理があった。どんな味かまるで想像できないのだ。

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 この真っ赤なパスタ。ビーツを使ったものだ。それにフェタチーズとディルを添えた、見た目も斬新なパスタである。ナディヤ先生は、主婦のための、おひとりランチとして紹介していた。もちろん時短。栄養豊富。即効でレシピをメモした。材料を揃え作ってみたのだが、これが予想以上に美味しかった。この新しい味に、途端にハマってしまい(笑)1か月の間に6回ほど作ってしまった。;;食べ過ぎてしまい、案の定、飽きてしまった。(笑)

 やっぱり私だ。どうもこういった行動パターンというか思考パターンは、歳をとっても変わらない。しかし、この冷製パスタ。食欲の落ちやすい夏になったら、また食べたくなると思う。そんなちょっと癖になる味だ。

 日本人にも好まれそうなパスタだと思うので、レシピを載せておく。(これって著作権違反になりますか??どなたか教えてください;;;そうであれば削除します。)

準備

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フィットチーネ(幅広パスタ麺)

ビーツ

玉ねぎ(レシピにはないが、試しに入れたら美味しかった)

ニンニク(お好みで)入れた方が絶対美味しい^^

唐辛子(お好みで)程よく辛いもので

オリーブオイル

フェタチーズ

ディル

麺茹で&ビーツソース作り

1.まずは麺を茹でる。

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 このメーカーの麺は、まっすぐでなく、このように、くしゃくしゃっと丸まった状で入っている。最初は、一人分の量が分からなかったが、今では慣れたもの。7つほどが、自分には丁度良い。

2.ビーツソースを作る

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 麺を茹でている間、ソースを作る。作ると言っても、ビーツ、ニンニク、玉ねぎ、唐辛子とオリーブオイルをミキサーに入れ、ガガッーとかけるだけ。しっとりソース感が足りない場合、オイルを追加で加える。

3.フェタチーズとディルを準備

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 ギリシャ産フェタチーズは、ずっと気になっていたが、これまで頂いたことがなかった。以前の韓国であれば、手に入れるのが難しかった、マイナーな外国産チーズも、最近では普通に大型スーパーで見かけるようになり、初購入。食べやすいようにほぐす。これでもかというぐらい、多めが良い。フェタチーズの特徴である「塩味の強さ」が、このパスタの美味しさの決め手である。

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 ディルなどのハーブも、韓国ではなかなか見かけない食材である。というのも、韓国では、こういったハーブや香味野菜などの香りを苦手とする人が多いからだ。これも、大型スーパーまで行き購入する。少しめんどくさいが、このディルもまた、美味しさを演出してくれる重要な脇役である。絶対にはずせない。上にパラパラッとふりかけるように、細かく切る。

混ぜ混ぜ&完成

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 茹でた麺にビーツソースをからませ、上にフェタチーズとディルをのせて完成。ピンク色をした艶やかなパスタ。今まで頂いてきたパスタ達とは、全く異なるビジュアルにワクワクしてしまう。どんな味なのか?

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 食べることは大好きだが、味に関する表現力が乏しい私。「美味しい」「まあまあ」「美味しくない」この程度^^このパスタのお味はいかに?

 「とても美味しい」(笑)。最初は、生野菜特有の土臭さみたいなものが感じられるのではと思っていたのだが、オリーブオイルがいい仕事をしているおかげか、全く気にならない。フェタチーズの塩味がアクセントとなり「旨み」を演出。そこにディルの清々しさが加わり、深~~い異国情緒が感じられる。コレはコレは!!今まで味わったことのない味^^すっかり魅了された。

 この記事を書きながら、また食べたくなった^^。こういうシンプルながらも奥深い味は、飽き性の私をもってしても、長い間虜にしてしまう。人も然り。シンプルで自然でありながらも、何かしら言動のひとつひとつに奥深さが感じられる人に、強く惹かれてしまう。

 

 

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