再インバウンドブームとなるか?韓国人が好きな日本のコレ!
日本の入国規制は徐々に緩和されてきている最近。人たちの海外への渇望、そして「円安」が追い風となり、また以前のようなインバウンドブームが来るのではないかと私個人は思っている。
韓国と日本の物価が逆転!?
こちら韓国においても、「日本行」への渇望をひしひしと感じている。「日本大好きさん」たちが一定数いること。そして「円安」「物価が安い」という魅力。それは以前、私たち日本人が韓国旅行に感じていたものと同じものをだ。
そう。韓国の物価上昇が凄まじいのだ。(冷麺11000ウォン!!の衝撃)ここ数年の間で、韓国と日本の物価が逆転した。デフレ国と言われる日本が基準となっている私。まるで適応できていない。聞く話によれば、日本も円安の影響で輸入品の価格が高くなり、物価が高くなってきているとのこと。しかし、その上昇具合は韓国の比ではないと思う。
韓国人が好きな日本のコレ!
「日本には外国にはない魅力が沢山ある。」ことを悟ったのは日本を離れてからだ。具体的にどういう点がウケているのか?お国によって違いがあるだろう。これまでの見聞きした経験をもとに、韓国人が好きな日本のコレを整理してみる。
日本の「アギジャギ」が好き
韓国人が日本の雑貨やインテリアを形容する際、よく使われる表現がある。それは「アギジャギハダ」。赤ちゃんという意味の「アギ」に由来しているものかもしれない。
日本では「韓国っぽインテリア&雑貨」が好きな人が一定数いるようだ。反面、韓国では「日本アギジャギなインテリア&雑貨」のファンが一定数存在している。
日本の雑貨には、可愛らしく子供心をくすぐられるようなものが多い。韓国では、そういうテイストはあまりおみかけしない。精緻に作られた「モノ」たちの品質は、さすが日本。日本の雑貨セレクトショップなどは、「アギジャギ」ファンには、たまらない場だ。
韓国人が必ず立ち寄る店としては、有名どころだとフランフランや東急ハンズなど。マニアになると路地裏のセレクトショップなどにも足を延ばす。
日本の「ホン〇〇」が好き
日本では、レストランやカフェにてひとり時間を楽しむという選択肢が当たり前のようにあるが、ここ韓国では、まだまだ浸透しきれていない選択肢である。
20年前、私が来韓した当時「おひとりさま」は、明らかに不自然なものとして見られていた。だがここ数年の間、若年層を中心に「おひとりさま」が受け入れられるようになってきた。これには、日本ドラマの影響も無視できない。
「孤独のグルメ」や「ワカコ酒」など、誰にも気を使うことなく悠々と自分時間を満喫するドラマは、韓国人の心に刺さったのか、随分と知られるようになった。他人や社会の干渉に対する嫌気が、表面化した現象のひとつとも言えるかも。「ひとり」という意の「ホンジャ」を使った新造語もできたぐらい。
「ホン バプ」(ひとりごはん)
「ホン スル」(ひとり酒)
最近の韓国。おひとりさまも気軽に来店できるカウンター席を設けたところが多くできた。しかし、まだまだ、韓国での「おひとりさま」は、心理的ハードル高めなことに変わりはない。
こんな事情で、日本の「おひとりさま」文化を楽しみたい人は増えた。ホテルの料金設定が、一人当たり幾らであるという点。治安良しで女一人旅も臆せずできる点。そして、ジロジロ見られるということがない点。これらも、日本が「ひとり旅」に最適と考えられる点だろう。
日本の「〇〇」でワーケーション!?
在宅ワーク&ワーケーションは、ここ韓国においても選択肢のひとつとして定着しつつある雰囲気だ。済州島などがワーケーション環境として選ばれたりもしている。これからは、日本の温泉地も日本好きな韓国人に選ばれる可能性は高くなるかもしれない。韓国にも温泉はあるがその多くは銭湯レベル。情緒感じられる日本の温泉街に魅力を感じる韓国人は少なくない。
緊急時にも、気軽に往来できる近場である。
物価安という点で長期滞在に適している。
温活が好きで日本人のように「湯の空間」を楽しむ民族である。
冬から春にかけて韓半島に来襲するPM2.5を避ける目的として。
ところで、「温泉地でワーケーションってありなの?」と思われる方も多いと思う。家族や親友との旅行地というイメージが定着しているから。私もそう思っていた。しかし、このnoterさんの記事に出会い、私の温泉観は拡張された。
温泉ライターでいらっしゃる高橋さんが推奨する「ひとりで楽しむソロ温泉」や「温泉地でワーケーション」などに関する記事はとても興味深く、読んでいるだけでワクワクしてしまう。温泉好きにはたまらない。つよくおススメしたいnoterさんである。本も出版されていて、日本に戻ることがあれば購入したいと考えている。
やっぱり日本「サラム」が気になる!?
「日本の道路ってきれいよね^^」
「日本人はマナーが良いよね^^」
「日本人の接客態度良いよね。とても親切^^」
日本へ行ったことのある韓国人の率直な感想である。韓国人はお世辞などあまり言わない人たちであるのを分かっているため、そういう感想を聞くと日本人として素直に嬉しくなる。
「日本」韓国人にとっては、かつての憎き敵国であり、今でも反日感情を持つ人は少なくない。しかし興味深いことには、そんな日本人の言動に大きい関心を寄せている韓国人はとても多い。
日本旅行の話を聞いていると、彼らは、お店の人、道ですれ違う人、バスやタクシーの運転手、街路樹や道路の整備状況まで全て観察している感じなのだ。
そして、こんなことを口にする。「見習うべき点は見習うべきだ」この言葉には、「日本人の礼儀正しさ、おもてなし精神、秩序を守る点については、負の感情抜きにして評価するべきだ」というニュアンスが含まれている。それに加え、日本人はお隣さんであり、人種的にも同じ系統であるという認識も持っているため、なおさら「気になる存在」のようだ。
そんなわけで、、韓国人観光客にジロジロと見られちゃうこともあるかも知れませんが、そこんところはご愛敬ということで^^;;悪気はないのです^^
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