【詩】顕現

存在の
底方そこひにひらく


あらはれの

穴より来たるプネウマ
形となりて

振る舞へば

現世うつしよ
神世なり

静謐の尊び
空白の敬ひ

(なにも無い極みにひとは急須より落ちる最後のしづくを待つた)

此処に
あれかし

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