note始めてみます。【パン屋のひと】

はじめまして。
始めました。

note始めるきっかけは👇なことから。


パン屋のアルジになってもうすぐ15年。

いろんなことを感じながら積み重ねてきましたが、「伝えること」は嫌いではないけど難しく、重要であることはわかっているもののちょっと億劫、またどこかめんどくささも抱きながら、ふつふつとどこかなにかくすぶっている自覚はありました。


今回のコトの発端は「見習い娘の表現の場」という課題に、何げなく「noteっていうのどうかねぇ」と投げたのが始まりで、私自身やってもいなかったしやるつもりもその瞬間はなかったのですが、流れで「やってみるか」と。


この「流れ」というのは私にとっては結構重要だったりして、これまでも流れを「見極める」「つかむ」「作る」「見送る」みたいなことは意識してきていました。

今回「そろそろかな」感を感じた流れだったので
・自分の思考を整理する
・言いたいことを言う
・お店の宣伝をする
辺りをまずは綴っていこうかなと描いています。


とはいっても初回なので、「あなた誰?」解消の糸口から。


『なんで「パン屋」になったのか?』

「自家製酵母ぱんと手づくりあんこの店いちあん」を開業したのが2009年。

当時のことはまた別の機会にでも触れるとして、よく聞かれる・聞かれたどうしてパン屋になったのかという問いについて少し。


実家がパン屋だったとか、専門学校に通ったからとかそのようなことはなく、極々一般的なサラリーマン家庭に生まれ、幼少の頃から大学までずっと野球部に所属し、卒業後疑うことほぼなくサラリーマンになり、とパン屋は利用する側でしかなく経営する気など毛頭ありませんでした。


ただ、高校生の頃から「一国一城の主」みたいなものに憧れというか、何となくそちらに行きたいとは思ってはいました。


開業前後あたりはいわゆる「カフェブーム」で、脱サラ独立開業というワードが今よりもうんと溢れていたように思いますし、我々団塊ジュニア世代は人口も多い世代ということもあってか、2008年前後に開業した個人店のパン屋さんも多い気がするし、と個人で飲食系のお店を始める心理的ハードルは今よりも低かったという時代背景もあったかなと。


で、なんでパン屋なのかといえば、
・まずは食べるものを自分の手で作って売ってということを仕事にしたかった(食いしん坊)
・日常的に食べる身近なものである(くいっぱぐれないだろう)
・食事にもなるしおやつにもなるから(自分も食べたい)
・素材の組み合わせの自由度が高い(小麦もいろいろ、塩もいろいろ、野菜だって果物だって合う)
・製法も自由度が高い(と思った。「自家製酵母しか使わないパン屋」は当時は恐らくかなり珍しかった)


がパン屋を始める前の認識。


新卒で就職した会社がホテル旅館を経営する会社で、ホテルサービスもいいなと思っていたこともあり、

★いずれは夫婦でペンション経営でもする?

⇩いやいやちょっとないかな。

★カフェ流行ってるし自分たちで美味しい食べもの作る店やっちゃう?

⇩いやいや使いたい素材使ってカフェは難しくない?

★パンはどうだろうかね

⇩専門学校行く?どっか修行で勤めてみる?

★いや、行った先の「イロ」に縛られないかね

⇩じゃ、独学でやってみっか。

★なんとかなるかも?


みたいな流れでした(たしか)。


いや、私、実は記憶にやや難があるというか、人と比べる(必要はないかもですが)と結構覚えていないっぽい。

次回はそうなった(かもしれない)出来事についても触れてみたいと思います。


おしまい。

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