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「MyEdit」での日本語プロンプトAI画像生成【随時更新】

「MyEdit」では日本語のプロンプトで画像生成ができると知り、遅ればせながらAIブームが来た。

パッと調べた範囲では、具体的な日本語プロンプトと、どのような絵が生成されたかをまとめた記事がなかったので、自分で知見を溜めていくことにした。

「MyEdit」は1日アクセスするごとに無料で3クレジットがもらえる。画像生成1つにつき1クレジットを消費するので、1日3つの画像を無料で生成できる計算だ。なお、同一の指定ならば、2クレジットで4画像を生成できる。

〈記事の見方〉
・見出しが入力したプロンプト。(略)がある場合、直下の「」が実際に入力したプロンプトとなる。

・「MyEdit」ではプロンプトに加えて、イラストスタイルも指定できる。太字の「バイブラント」や「白黒」が活用した指定。無料プランでは14種類のイラストスタイルを使える。

・小見出しの「数字+」は、気に入った画像を生成できたプロンプトで、「2クレジット・4画像生成」を実施した。

※初心者の遊びなので、上級者にとって有益な情報はないと思います。ご了承ください。


1 文学少女

まずはオタク用語と一般的な語句の中間くらいに位置する、シンプルな単語で。

バイブラント

コミック

インク

全体的に、AIくんは文学少女を理解していないようだ。バイブラントは禰豆子の亜種、コミックはどことなく『ジョジョ』風、インクは墨絵で描いた霧嶋董香の雰囲気。

2 長い黒髪で眼鏡をかけた少女が夕暮れの学校の廊下に立っている

2回目は、修飾語で長ったらしい文章をどこまで理解するか確認する。理想としては『黄昏乙女×アムネジア』をイメージ。

バイブラント

コミック

インク

バイブラント、コミックともに、よく洋画で出てくる「ハイスクールのオタク女子」のテンプレみたいのが出てきた。インクは背景などを描写できないようだ。
夕暮れの要素も一切ないので、「夕日が差し込む廊下」「日本の学校」などの指定が必要か。

3 線路沿いで遠くを見つめるセーラー服の少女

前回よりも単純かつ要点を絞る。遠くを見つめるがどのように表現されるか気になるところ。

バイブラント

ネオン

白黒

アメコミ風の絵柄は好みではないので、コミックを除外してネオンを試す。SFチックなのはいいが、セーラー服はどこにいった。
白黒はホラーな雰囲気が漂い、なかなか目を惹く画像となった。今後、メインで活用したい。

4 薄暗い図書館で本を選ぶ制服の少女

文学少女という言葉を用いず、1のリベンジ。

バイブラント

ファンタジー

白黒

バイブラントで図書館と本を無視された挙げ句、図書館と対極のような歌舞伎町風な背景される。ヤケクソでファンタジーを試すも、本のイメージは欠片もない。白黒に至っては制服というよりスーツで、もはや指定が何の意味もなしていない。
かなりクオリティの低い結果となったが、図書館はそんな難しい指定だろうか。

5 笑っているセーラー服の少女(略)

「笑っているセーラー服の少女 セーラー服の少女は図書館にいる セーラー服の少女は本を抱えている」
4の失敗を踏まえて、刻んだプロンプトでリベンジ。

バイブラント

ファンタジー

白黒

白黒で唐突に幼女化したが、全体的に「やればできるやん!」といった仕上がりに。ファンタジーでもセーラー服を再現できるのは収穫。

6 廃墟となった街にいるセーラー服の少女(略)

「廃墟となった街にいるセーラー服の少女 セーラー服の少女はライフルを持っている セーラー服の少女は黒髪のボブカット 構図は少し遠巻き」

前回のプロンプトを踏襲。イメージは『コッペリオン』の表紙絵。

バイブラント

スチームパンク

白黒

「ライフルを持っている」はスチームパンク以外無視されたが、総じて満足度の高い結果となった。
バイブラントは背景の廃墟のリアリティは素晴らしいが、少女がやや浮いてしまっている。やりたいこと自体はかなり実現できている。
白黒はここまでの最高傑作。モノトーンの影響か、少女の顔のリアリティは素人目から見るとAIに見えないレベル。背景の建物の置物感は修正ポイントだろう。
スチームパンクはFPSのアイキャッチのよう。世界観に合わせたような改造セーラー服がデザインされているのも良い仕事。唯一、指定を守って銃火器を持ってくれている。

6+

6が全体的に満足のいく出来栄えだったので、「2クレジット・4画像生成」で他のパターンも確認する。

バイブラント

スチームパンク

白黒

7 夜景 立体交差の道路 立ち並ぶビル セーラー服の少女(略)

「夜景 立体交差の道路 立ち並ぶビル セーラー服の少女 少女はスマートフォンを見つめる」

ここまでは「ポートレートスタイル」で生成していたが、今回は「風景スタイル」を試した。プロンプトは、首都高とビル街の立体的な空間をぼんやりと想定。

白黒

ネオン

スチームパンク

リアル

ネオンは初回の生成で「センシティブなコンテンツを非表示」となった。トー横感が出ていてイメージと離れるが、これはこれで方向性としては面白い。スチームパンクは「ポートレート」での生成と比べて、少女の顔のクオリティが大きく低下。リアルは指定には近いが、面白みがない。

立体交差の道路は認識されない。風景スタイルはまた別の難しさがありそう。

7+(16:9サイズ)

風景スタイルなら縦横比は1:1から変更したほうがいいかと気づき、16:9を試す。

白黒

スチームパンク

結果的に16:9のほうが、建物と人物の大きさがイメージに近い比率となった。
白黒は後ろ姿になる、人気が無い、建物がチープなど全体的に問題が生じている。


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