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民主主義の現在

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民主主義に関する資料や記事などを紹介します
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#一田和樹

民主主義の現在 民主主義を知るための本

たまには時間を見つけて「民主主義」について考えてみてはいかがでしょう? それぞれの本はAma…

メモ Polycrisis こうやって私たちは正体のわからない混沌にのみ込まれて行く

Polycrisisという言葉が注目されているようだ。すでに日本でもいろんな人が言及しているので、…

マイクロソフトの最新レポートは盛りだくさんで勉強になる

マイクロソフトは2022年11月4日に「Microsoft Digital Defense Report 2022」(https://www.mi

国際政治学者イアン・ブレマーの『危機の地政学』は日本に欠けている未来への力を教え…

国際政治学者イアン・ブレマーの『危機の地政学 感染爆発、気候変動、テクノロジーの脅威』(…

『ウクライナ戦争と米中対立』を読んでみた

峯村健司と5人の専門家の対談をまとめた『ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世…

グーグルの広告ビジネスが世界を不安定にする

ProPublicaが『How Google’s Ad Business Funds Disinformation Around the World』(2022年1…

中間選挙が終わるとアメリカのウクライナ支援は後退する

中間選挙の結果によって、アメリカのウクライナ支援が後退する可能性は、すでに7月1日に刊行した拙著『ウクライナ侵攻と情報戦』(扶桑社新書)にも書いた。当時、日本ではアメリカの中間選挙とウクライナ支援を結びつける報道は限られていた。中間選挙が目前にせまって、報道が一気に増えた。 ●中間選挙が終わると、ウクライナ支援が後退する理由理由は非常に単純でアメリカの2大政党のひとつ共和党はウクライナ支援には批判的(もちろん賛成している党員も少なくなく、超党派で結びついている)であり、下院

Foreingn Affairsの記事の裏側のビッグテックの思惑

Foreingn Affairsに「Big Tech Goes to War」(2022年10月19日、https://www.foreignaffairs.c

グローバルノースの多頭の獣 #非国家アクターメモ のまとめ

非国家アクターがアメリカを中心とするグローバルノース主流派と反主流派の間で重要な役割を果…

制御できない非対称兵器としての非国家アクター #非国家アクターメモ 9

非国家アクターについて、思いついたことをいくつかメモします。 非国家アクターには国家や国…

番外編 反主流派の梁山泊となった共和党の新しい仲間”Moms for Liberty” #非国家…

●反主流派の巣窟となった共和党アメリカの共和党はQAnonや白人至上主義者や極右などの非国家…

岐路に立つ中国のPMC #非国家アクター メモ 8

今回の記事は信頼のおけるメディアからのものがほとんどだが、情報が限られているためスプート…

サイバー空間での活動を拡大するロシアのPMC(民間軍事企業) #非国家アクター メモ…

グローバルノース主流派と反主流派の大きな違いのひとつは、非国家アクターの扱いにある。主流…

アメリカ社会を崩壊させるRMVEs #非国家アクターメモ 3

RMVEsとはRacially or Ethnically Motivated Violent Extremistsの略で人種や民族差別に動機づけられた過激派である。他の記事でも書いたように、アメリカでは国内の過激派(Domestic Violent Extremists=DVE)の活動が活発化しており、その対処がバイデン政権の優先課題のひとつになっている(NATIONAL STRATEGY FOR COUNTERING DOMESTIC TERRORISM、ホワイトハウス、