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体の基礎【生理について】


こんばんは心を体の声を聞くセラピストの一柳成美です。
 
今回は体の基礎のこと第一弾として生理のことについて伝えたいと思います。
 
まず、生理のことから始めようかと思ったのかといいますと
私自身が悩んでいる?いた?事だからです。そしてまた身近で悩んでいる方多いからです。
 
 
そして生理が始まったばかりの思春期の子は、生理の相談をする事が恥ずかしく 
一人でも悩んでいる子も多いのでこの話からスタートしようと思いました。
(私の悩んでいた過去はまた後日書きたいと思います。)
 
突然ですが
最近、体外受精が保険診療になりましたね。
恥ずかしながら、体外受精がどんな仕組みなのかニュースになってから知りました。
 
今は医療が発達したおかげでいろんな治療方法が増えたので選択に迷います。
皆さんは体の症状に悩んだらまずどうしますか?
医者に行きますか?知り合いに相談しますか?自分で調べますか?
 
私は自分で調べます。自分の体なのでまずは知る事から考えます。
ありがたいことに、体の事は資格上知らなければいけない内容ですが、
わからない事であれば医者に行きます。
 
前回の投稿でも話しましたが、最近は原因を考えず症状を抑えてしまう選択をする方が多いと思います。
 
症状を早く抑えた気持ちはわかりますが抑えたところで、解決にはなっていないので、繰り返してしまう可能性があることを忘れないでほしいです。
つまり私の投稿で、何で今の症状が出ているのかを知ることに目を向けてほしいと思います。
 
 
前置きが長くなりましたが、生理の基礎についてお伝えしたいと思います。
以下、生理のことを月経と表記していきます。
(生理とは通称のことで、医療用語では月経というそうです!)

 

 

月経とは?

月経とは
「約1ヶ月の間隔で起こり、限られた日数で自然に止まる子宮内膜からの周期的な出血」であり、周期的に膣を通って出血し数日で止まるという現象
 
月経周期
・月経周期から次の月経の前日までの日数を指す
・25~38日が正常範囲

 
月経を理解する上で必要な器官



 
①卵巣
卵子を生産する生殖器であり、また卵巣ホルモンを分泌する器官
左右に一つずつあり約2~3センチの球体
 
②卵管
子宮と卵巣をつなぐ管
卵管の先端は卵管采といって卵子が腹腔に排出されたときに取り入れる構造をしている
 
③子宮
西洋梨を逆にした状態の形
長さ約8㎝、横約4㎝、重さ約40g
子宮は粘膜層、筋層、漿膜の3層構造。
粘膜層は子宮内膜ともよばれ機能層と基底層に分けられる。
 
④膣
8~10㎝のH状の内腔をもつ筋性の管

以上4つの器官が月経に関与します。

 
月経の大まかな仕組み


①卵巣で成熟した卵胞から卵子が腹腔に排卵する
②卵子が卵管采に取り込まれる
③卵子が卵管を移動する(この時に精子に結合すれば受精という)
④卵子が増殖した子宮内膜に着く
※受精していた場合、子宮に着くことを着床という。
⑤着床していない場合、子宮内膜が剥がれ膣から出血する。
 
というのが大まかな月経の流れです。
 
この流れは勝手に起きるのではなくホルモンの働きによって起きます。
 
 
卵巣内の卵胞が成熟するのも、卵子が排卵するのも
子宮内膜が増殖するのも、剥がれるのも
 
ホルモンが関係してます。
 
その関係するホルモンとはこちらです。
 


 
月経に関与するホルモンの最初の分泌は視床下部から始まり、最終的に子宮に作用します。
 
生活リズムが崩れたり、ストレスによって月経周期が崩れる方もいますよね?
その理由は視床下部の信号がうまくいっていない可能性があります
※他の影響もあると思います。
 
【視床下部とは】
内分泌や自律機能の調節を行う総合中枢
体温調節やストレス応答、摂食行動や睡眠など多様な機能を協調して管理している。

 
つまり、月経周期が崩れている方は一度ご自身の生活リズムの中にヒントがあるかもしれません。
 
 
ここからは『月経に関与するホルモンの種類と流れについて』を説明したいと思います。
 
 
その前に、、、ホルモンの数が多すぎて頭に入りづらいですよね。
私も勉強していたときは、情報が多すぎて頭に入りませんでした。
 
というわけで、こちらの絵でわかりやすいように説明します



 
 
絵のように器官が順番に指令を出し、それぞれの次の器官に作用しているという仕組みです。

名前も次の器官のホルモンを放出するためのホルモンや、また器官から放出されるホルモンの名前になっていますので、まずそこを整理して覚えると理解しやすいと思います。
 
 
流れとしては
【視床下部】🧠
 
↓下垂体前葉にホルモンを出す指令をする、前葉ホルモン放出ホルモンを出す
 
【下垂体の前葉】🌱
 
↓生殖腺の卵巣にホルモンを出す指令をする性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)を出す
 
【卵巣】🥚下垂体の前葉から指令を受け、卵巣内の卵胞の発育と排卵と黄体化
 
↓卵胞から子宮に影響するホルモン(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)を出す
 
【子宮】🍐卵巣内の卵胞から指令を受け、月経がおこる
 
ざっくりとこのような流れになっています!!
 
あまり情報が過多になっても整理がつかないので、今回はここまでにしようと思います!

次回は、今回の内容をもとに『月経に関与するホルモンとその器官の変化』についてお話をしたいと思います。
 


最後まで読んで下さりありがとうございました!
次回も読んでもらえると嬉しいです!







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