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【日記】置いてけぼり だけど一人じゃない

新年早々、家でひとりぼっち笑
調子があまり良くない私を置いて、みんなで出掛けて行った。意外と寂しいものだ。
調子を崩した私が悪いんだけども…病気の時に人肌恋しくなるというのは、その通りかもなと初めて思った。

まだお昼頃か。帰ってくるのは夕方頃だろうか。

やりたいことは山ほどある。時間もありそうだ。
しかし身体が思うように動かない。
ん〜もどかしい。
「あ〜私の免疫機能、頑張れよ」

すると、身体の中からこんな声が聞こえてくる気がした。
「もう最善尽くしとるわい!年始から働かせよってからに。だいたいこちとら、一か月前から体調崩しよった誰かのせいでずっと働き詰めじゃい!普段から体力付いとらんからこういうことになる違うんかのぉ?」

「なんか…すみません。引き継ぎおねしゃす…」

自分の身体と対話できだとしたら、きっとこんな感じの会話だったに違いない。

私の頭の中ではたまに、こんな風に勝手に妄想劇場が開演する時がある。

アニメなどでも、自分の中の天使と悪魔が出てきて、良いことと悪いことの狭間で揺れ動く葛藤を表すシーンがあるかと思うが、そんな感じだ。

劇場が開演するのは、何も病気をしている時だけではないのだが、(シラフなのにこんなこと考えるなんて危険なヤツ…⁉︎と引かないでいただけたら嬉しいのだが…。)
私は自分の長所として『多角的なものの見方ができるところ』を自覚している。
これは何やらカッコ良い言い回しをしているように聞こえるが、実はこの妄想劇場の俳優達の存在が大きい。

今回の例で説明すると、
私は体調を崩して免疫機能がうまく働いていないことを感じているわけだが、
そこから、おじいちゃんキャラを通して、
・この前にも体調を崩していて免疫機能が落ちていたこと
・その状態で短期間で治そうとしても無理があるということ
・普段から体力があれば免疫機能が落ちたとしてももう少しマシだったかもしれないということ

の3点に気付いている。
このおじいちゃんキャラのセリフは、よく考えたら分かる内容ではあるが、コレが勝手に頭の中で始まり、勝手に観客として見せられる。
それが人と比べての長所と言えるだろうと思っている。

だから、例えば?とかどうやって?と聞かれると大変困ってしまうのだが…。

私はこれを意図的に発動させることもある。
何かに悩んでいて、どこに原因があるのか、対策はどうしたら良いかということを考える際などだ。
頭の中でいろんなキャラを出演させ、ミーティングを始める。

一般的に悩みの解決やアイディア出しの方法として『ひとりブレスト』というものがあるが、
それを、結果的には自分一人なんだけれど、自分の中の多数のキャラクターを使うことで、行うのだ。

キャラクターにはいろんな性格、年齢などの設定を与える。
そうすることで、そのキャラが話そうなことを前提に想像が始まるので、単に一人でブレストする時よりも、色んな方向にぶっ飛んだ内容が飛び出してきたりする。
相反するキャラクターを置くと勝手に喧嘩が始まる時もあるのだが…自分の頭の中のはずなのに勝手に回り始め、進んでいく様は見ていて、自分自身まだ驚くことがあるほどだ。

そんなこんなで、私は自分に降りかかる色んな問題など解決してきた。

何かお困りの際や、ひとりブレストが上手くできない…という方は、騙されたと思って試してみてほしい。
頭の中は他人には見えない。
恥ずかしがらず、思いっきりぶっ飛んだキャラも設定しつつ、自由にやってみてほしい。

私はこの妄想劇場の俳優達と、何か楽しいことが出来ないかなと思っている。
それも劇場のブレストでやってみよう。

既存の一つに、独自の何かを足して、
日々を楽しく過ごそう。

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