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斎藤 幸一「人間力経営 アップライジングの軌跡」

斎藤 幸一さんの「人間力経営 アップライジングの軌跡」を読みましたので、アウトプットしたものをシェアします♪

・「アップライジング」はアルミホイールとタイヤのオークション販売を中心とした有限会社として、2006年4月に設立された(会社名は著者の大好きなラップグループの曲名に由来)。
・アップライジングの社訓
①常に謙虚で人に感謝し、人から感謝される人間であれ
②自分を許し、他人を許せる人間であれ
③現状に甘えず、一生学び続ける人間であれ
この社訓は、家族の原点に戻り、著者の父親と弟、そして自分自身を許すことを決意し、人の悪口、愚痴、不平不満、文句、泣き言を絶対に言わないことを心に決めたことをきっかけに生まれたものである。
・東日本大震災での被災地の炊き出しで、現地のおばあちゃんにラーメンを届けた時に、涙を流しながらある言葉をいただき、「他人の喜び」が「我が喜び」になる衝撃を受け、著者の人生観が大きく変わっていく。
・東日本大震災をきっかけに多くの地域社会奉仕活動に参加し、著者は多くの学びを得る。
・ボランティアを通じて、栃木の芳賀町で障害者雇用に取り組んでいることを知り、アップライジングでも障害者、高齢者(60歳以上)を雇用し、生産性を向上させ、売上が3億円を突破するようになる。
・この他にも、アップライジングは中古タイヤ屋のイメージを変えるため、地域貢献や女性に選ばれることを目的とした新店舗の作成や、日本初のタイヤ買取りドライブスルー、訪問型病児保育のNPO法人立ち上げ、外国人(ベトナム)、児童養護施設出身者、薬物依存症施設出身者の雇用など、新規事業を手がける。
・↑の功績が評価され、第3回ホワイト企業大賞特別賞「人間力経営賞」を受賞し、全国ネットなどのメディアに取り上げられる。

前半には著者の紆余曲折な半生が書かれています。その半生があったからこそ、著者の会社の経営理念が生まれたのだと思います。ぜひこちらもお楽しみください。

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