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しろねこ「あんなに可愛い猫ですら嫌う人がいるのにみんなから好かれようなんて不可能です。」

・本書は、「ありのままの自分でありながら社会生活に支障をきたさず、心穏やかに生きていくこと」がモットーとし、精神的に病んでいた時期を乗り越えたことをきっかけに、自分を消耗させない人間関係を築くための知識、心の健康を保つための考え方をX(旧Twitter)で発信する自称「根暗なネコ」で8万人のフォロワー数を持つ著者が、これまでに投稿してきた言葉の一部を抜粋・ブラッシュアップし、その言葉をつくった背景や意味、著者自身の想いをなどを書き加えた1冊。

著者の投稿(一部)

「嫌われたらどうしよう」なんて考え込まなくていい。「私を嫌うなんて見る目なさすぎて草」これくらいの感覚で人づき合いをしたほうか精神衛生的に良いのはもちろんですし、そういった強気な姿勢は多くの人たちに対して結果的に好意的な印象を与えるものです。

とにかく、みんなから嫌われないようにすることは不可能である。それなのに、「嫌われないように」と考えたり行動したりしていると、人からはおどおどしているように見られて、余計に嫌われてしまうのかもしれない。
・人をいいように扱う悪い人は、自分にとっていいように使えそうな人や弱気で優しい人をかぎ分ける能力を持っている。
・だから、何もしていないあなたに対して態度が悪かったり、意味不明に毛嫌いをしてくる人がいたら、「この人、人を見る目がないんだな」「ああ、話が通じない人なんだな」「もしかして、理解力がないのかも」というくらいに強気な気持ちでいたほうが良いと著者は語る。
・著者は、読者に対して「ある提案」をしている。その提案を実践すれば、人の目はあまり気にならなくなるし、嫌われることを気にしすぎることもなくなると思うとのこと。
※その詳細は本書をお読みください。

「断る勇気」を持つことはメンタルを安定させます。「環境」と「物事の捉え方」はストレスの総量に強く影響を及ぼしているので、不快な環境を自分が拒絶できれば受けるストレスが減って心の安定に繋がります。自分の心を守るためにも嫌なことを断る勇気は持っておきましょう。

・著者は、日本という国に生まれただけでけっこう幸せだと思っている。さらに健康に生きていればそれだけでラッキーだと考えている。
・しかし、自分のメンタルが保てないような環境で日々生活しているのであれば、どんなに小さな事故でも不幸に思ってしまう。
・居心地の悪い場所にいると、物事の捉え方はネガティブになっていき、今ある幸せを感じることができなくなり、自分に「ないもの」ばかり数え始めるのだ。
・ネガティブな気持ちになって「ないもの」を数え出すと、どんな人だってキリがない。だから、心が壊れそうなほど居心地の悪い場所に対しては拒否し、居心地の良い場所に身を置くことを心掛けてみることを著者は提案している。

・本書は、「人生で一番長いつき合いになるのは、やっぱり〇〇。〇〇を好きにならないなんてもったいないよ。」「君はとても優しい人間だから傷つきやすいんだ。ほんの少しコツをうかめば、きっと他人ともうまくいく。」「しょせん仕事は人生の〇〇〇〇。苦しすぎるなら、いつ逃げ出してもいいんだよ。」「陰キャだってもっと幸せになれるから。嫌われることを恐れるより、大切な人を大事にしよう。」「根暗なりにも、暗い世の中に物申したいことがある。「〇〇」を言うときは用法用量を守ろう。」という章で構成されており、
◇「優しさ」の健全な形とは
◇自分の人生を歩むために大切なこととは
◇仕事を教わるときの心得とは
◇心の原動力となる「声かけ」とは(頑張れではない)
◇心軽やかに生きるコツとは
といった、著者がX(旧Twitter)で発信した言葉の数々を解説し、自分自身がラクに世の中を生きるきっかけとなる内容が収録されている。

「生きづらさを抱えている」「自分のことが好きになれない」そんな方々にとって救いの手を差し伸べてくれる本です。ちょっとでも気になった方は、手に取って見てください。

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