見出し画像

黒田悠介「ライフピボット 縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」

・本書は「ライフピボット」(過去の経験による蓄積を足場にして着実に新しいキャリアへと一歩を踏み出す考え方)の概要となぜライフピボットが必要であるか、そのためにはどのように行動すればよいかについて書かれ、ライフピボット実践者の事例も記載されている。
・現代は一人ひとりが自分ならではの人生スゴロクをプレイする時代。マスを進むたびに、転職や独立・起業などの形でライフスタイルが変換する。
・老後のためにお金を貯めるよりも、若いうちから柔軟にキャリアを転換し続け、老後も柔軟に新しい可能性を切り拓けるようになっておくほうがいい。そうすれば人生の充実にもつながるし、健康寿命(心身共に健康でいられる期間)も延び、老後のお金の心配も減る。
・ポジティブな偶然が起きやすくなるには、
①好奇心②持続性③楽観性④柔軟性⑤冒険心
という5つの行動特性によって、計画的にポジティブな偶然性が引き寄せられる。
・複業(本業+副業を2つ以上手がける人)でキャリアアップにつなげる。副業を始める際、
①副業で稼ごうとしない
②許容可能な失敗をする
③身近な人から始める
でハードルを下げていく。
この他にも、キャリアアップの蓄積のためのアクション(マッチングサービスの利用・発信の継続など)、ライフピボットの実践者の事例など、人生100年時代をこれからどのように生きていくかの参考になる1冊です。
#瞬読アウトプット  #1分書評 #impress  #インプレス #転職 #キャリアアップ 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?