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ジェームス・スキナー「史上最強のCEO 世界中の企業を激変させるたった4つの原則」

・本書は350万部突破のナンバーワン・ベストセラー作家で、世界的経営コンサルタントの著者が、これから経営、起業、会社の業績を改善させるなど、ビジネスに関わる全ての方々に捧げた指南書。

・ビジネスとは、全世界のニーズを満たす作業(プロセス)。

・会社の抱える問題は1種類。その問題とは、経営者であるあなた自身がどのように経営する(=経過を営む)ということ。あなたが優秀な経営者になれば問題ない。

現代企業を激変させる4つの原則について
①リーダーシップ(信頼を作る)
・信頼は、社会の資本であり、社会におけるあらゆる活動の生産性に影響を与える。信頼度が高いと、
⒈物事がスムーズに捗る
⒉契約書はなくてもいい、あるいは簡単なもので済む
⒊大きな問題でも、簡単なはなしあいですむ
などありとあらゆる場面に影響を及ぼす。

②イノベーション(顧客を満足させる)
・既存の権威が正しいのではない。「私の方が正しい!」そう思えるようになって初めて起業家になれる。「今の世の中はダメ」だと思うことが、イノベーションの鍵。不満足な目で世界を見ること。

③利益性(慢性的黒字を確立させる)
・CEOのほとんどが、毎日利益のことを考えている。本当の「利益」とは、最大の善であり、美徳。「売上」とは、そのニーズをどれほど満たしたのかを数値化し、情報として残すこと。つまり、人間のにーずをどれほど能率・効率良く満たしたのかという情報である。

④目的(世界を変える)
・科学という考え方はことごとく失敗している。科学は実証できることが前提。なので、データを重んじる。そのデータによる実証を重視するあまり、データの裏づけが取れないものを軽蔑し、そうしたものを無意味に思ってしまう。つまり、容易に測定し、客観的に実証できるもの以外をすべて価値のないものとして、捨ててしまうのである。科学は客観的な道具箱で主観的な問題を解決しようとしている。
・顧客の満足の五段階とは、
⒈ニーズを満たす
⒉気持ちを変える
⒊思い出を作る
⒋人生のストーリーの一章を書く
⒌ 新しい世界観を提供する
顧客を満足させ、彼らを喜ばせることで、世界を変えていくことは、会社の存在の意味・意義なのである。従って、どのレベルでそれができるのかが、成功の鍵を握っていると言える。

本書を読むことで期待できることは、
①経営者として、自分の足りないところを明確にする。
②自分のリーダーシップを高め、周りから信頼される。
③ヒット商品の作り方を知る
などがあり、社会に関わる人すべてにおいて必要な内容が書かれている。

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