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幸賢俊「一生「幸せな営業マン」として活躍するための思考塾 「幸せな営業マン」が実践しているたった3つのルール」

・本書は、日本では約120人しかいないと言われる全世界にいる保険外交員の売上トップクラスのメンバーで構成されるMDTIの上位会員であるTOT(Top of the Table)の仲間入りを果たした営業マンである著者が、営業に携わる方々が幸せな営業マンになる方法を、ワークも含めて紹介した1冊。

・幸せな営業マンが、実践しているルールとは、
①「自信」を持っている
②「使命」を持っている
③商品を勧めない
の3つをおこなっている。

・幸せな営業マンとは、「お客さまの役に立つんだ」という「使命」や「信念」を持って働ける人。そして、それに見合う収入を得ることができている人と著者は考えている。幸せな営業マンになるためには、信念と売上のどちらかに偏っていてはいけない。お客様のためになることや役に立つことを提案して、そこを評価していただいた結果、購入につながり、お客様から「(私のためになる)良い商品を教えてくれてありがとう!」と感謝される、という営業ができる人が、幸せな営業マンである。

・営業マンに必要なのは自信。自信がないと、紹介も上手くいかないし、売上も良くない。そのため、成約まで話が持ち込めなかったり質の悪い紹介しかしてもらえなかったりする。お客様は、「自信のある人」からしか買わないので、絶対に自信は必要なのだ。「自信を持つこと」=「自分を信頼すること」。自分で自分を信じてあげることが、とても重要なのだ。
※自信の立て方については、本書をご覧ください。

・幸せな営業マンになる上で、絶対に欠かせないのは「使命」。使命がはっきりすると、自分が何をするべきかはっきりする。なぜなら、使命があらゆることを決断する際の判断基準になるので、思考や行動が分散しなくなるから。著者は、「私が関わるすべての人に、お金で苦労をさせない」ということを自分の使命に定めたことで、その後の著者の人生は大きく変わった。「どのような方の力になるか・・・」と「ターゲット」が決まれば、その方々を助けたり幸せにしたりするためには何をすればいいかを考えれば良いだけになる。使命があいまいなままであれば、方向性が定まらないので、いろいろな研修に出てみたりノウハウを身につけたりしても、いまいちうまくいかないのではないかと著者は考える。使命がはっきりすれば、あなたが「営業マンとしてどう生きて何をするか」が決まることと言える。これこそが、幸せな営業マンとして、一生営業を続けていくために一番必要なことなのである。
※3つ目のルール「商品を勧めない」については本書をご覧ください。

・本書では、「幸せな営業マンとうまくいっていない営業マンの違い」「幸せな営業マンの自信の持ち方と使命の立て方」「次のお客様の見つけ方」「幸せな営業マンに近づくためのヒント」などが紹介された内容となっている。

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