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伊東材祐「おとなの歯磨き」

・本書は、累計7万回以上の訪問診療に従事し、専門的口腔ケアの向上を推進、診療とは別に1700名以上のお口の相談にのり、累計受講者8000名以上の口腔ケアセミナーの講師を務める訪問歯科医師の著者が、
◇歯を磨く意義
◇虫歯や歯周病の仕組み
◇口内に関する悩み
など、歯磨きに必要なことすべてを凝縮し、わかりやすくまとめた1冊。

・歯磨きとは、「虫歯菌と歯周病菌など、病原最近を減らすためにおこなうもの」つまりは写真こそが歯磨きの大切な本質なのだ。
・虫歯を作り出しているのは、「虫歯菌」である。私たちの口内にいる何億・何兆もの菌は、実は生後間もない時期には、ほぼ存在しない。
・多くの菌は、生後6ヶ月頃の乳歯が生え始めるタイミングで両親などから感染しはじめ、歯に付着していく。
※もっとも感染する時期や、虫歯のプロセスについても記載されているが、詳細は本書をお読みください。

・虫歯を断ち切るためのポイントは、
①菌の定着防止
②糖の摂取
③時間
④歯の性質
の4つである。
・この4つすべてを断ち切れば、虫歯にはならない。
・この4つの輪を「カイスの輪」といい、カイスの輪を作らない歯磨きをすることで、二度と虫歯で悩まされることのない人生を送ることができる。

・「おとなの歯磨き」で、虫歯だけでなく、「歯周病」にも意識してもらいたい。
・じつは、現代人は、ほぼ全員が歯周病に侵されている。そして、ストレス、現代食、加齢など、様々な要因で進行していく。
・歯周病は、口臭だけでなく、歯茎の腫れや痛みを繰り返し、やがて歯が抜けそうになるだけでなく、体全体に影響を及ぼし、最悪、死に至ることすらある。だから、歯に自信がある人でも油断しないこと。
※歯周病の影響として、「糖尿病・脳梗塞・うつ・肥満」などの病気が挙げられている。そのメカニズムと、その他に歯周病が身体全体にどのように影響を及ぼしているのかについて詳しく解説されているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「虫歯菌と歯周病菌の全貌解剖」「今日から『おとなの歯磨き』始めませんか?」「日常で気になるお口の中の疑問」「歯科医院の賢い選び方」という章で構成されており、
◇虫歯・歯周病のしくみ
◇歯ブラシの交換は◯に一度
◇ 究極の歯磨き粉とは
◇「おとなの歯磨き」は「◯◯」で完成する
◇◯◯は口内の万能薬である
◇絶対に虫歯にも歯周病にもならない「ゴールデンルール」
など、全世界は必ず知っておいた方がいい絶対に虫歯や歯周病にならない「おとなの歯磨き」やお口の中の実態について解説した内容となっている。
・「おとなの歯磨き」は、
◇磨き時間(10分間)
◇歯ブラシの持ち方(ペンを持つように)
◇磨き方(優しくシャカシャカ)
とこれまでの歯磨きと大きく違う。その詳細は本書をお読みください。

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