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安田正「英語を話せる人だけが知っているシンプルなコツ」

・本書は、ビジネス英語、対人対応トレーニング、交渉術、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーションなどのビジネスコミュニケーションの領域で、官公庁、上場企業を中心に講師、コンサルタントとして指導実績を持つ著者が、自身の英国留学や法人英語研修を通して「英語学習での日本人共通のつまずき」を発見し、その解決法として開発した「日本人のための英語学習方法」をよりわかりやすく、シンプルにまとめた1冊。

・これまでの英語学習は、「表現を暗記すること」に焦点を置いていた。
・例として「彼のアイデアは良さそうだ」という意味の英文を使いたい場合、何度も〈His idea sounds good〉という英文の表現を繰り返して暗記するのが一般的だった。
・しかし、表現をあんきしても、「今まで一度も使ったことがない」ということがよくある。
・このような「表現を暗記する」、そして、その暗記したものを「ほとんど忘れる」ことが、これまでの英語学習者の実感であったと著者は語る。
・そんな不毛な英語学習を終わらせたく、著者は「英語のカタチを理解する」アプローチ方法というのをつくり出した。
・「英語のカタチ」とは、「英文の骨組み」のこと。たとえば、「彼のアイデアは良さそうだという日本語を、英語のカタチに合わせて並べていくと、次のようになる。

ステップ1 日本語
彼のアイデアは良さそうだ。

ステップ2 日英語
人 モノ      特性 キャラ 名前 状態
 A====================B
彼のアイデア        良い

ステップ3 英語
人 モノ      特性 キャラ 名前 状態
 A====================B
彼のアイデア        良い
His idea             sound            good

完成形
 A====================B
His  idea   sounds  good.
彼のアイデアは良さそうだ。

・このステップのキモになってくるのは「英語のカタチを理解すること」。
・つまり、伝えたい日本語の文の中から、英語のカタチに合わせて情報を取り出して並べていくこと。そのためには「英語のカタチ」を理解しなければならない。

・本書は、「10日間で英語がペラペラになる魔法」「日本人に合った英語の習得法で学べ」「日本人が苦手なカタチ1 A=B」「日本人が苦手なカタチ2 主語+動詞+A=B」「日本人が苦手なカタチ3 主語+動詞+人+物」など合計10の章で構成されており、
◇日本人が英語を話せない本当の理由とは
◇なぜ、「英語の発音は〇〇」でいいのか
◇「〇〇〇〇〇〇〇〇」から入って雑談をマスター
などを、「暗記や発音が苦手で、いくら学んでも英語がしゃべれない」典型的な日本人の主人公に対して、「英語のカタチ」を学んで英語マスターになった男性が指南していく、というストーリーと対話を通して、自然と英語のカタチを理解でき、10日間という短期間で英語を話せるようになるという内容となっている。

英語学習につまづいた方は、本書がひとつの救いのひとつになるかもしれませんので、ご興味ありましたら、ご一読ください。

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