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坂下仁「やりたいことが絶対見つかる神ふせん」

・本書は、銀行員時代に、個人情報の法整備が進み、情報を持ち歩けなくなったため、書いては簡単に捨てられるふせんを駆使して、思考を整理する方法を編み出した著者が、脳の潜在意識を覚醒させ、悔いのない人生を送るためのふせんの活用法について解説した1冊。

・やりたいことに気づくためには、今すぐ、ふせんを使うこと。
・「やりたいこと」は、自分の脳内にしか存在しない。それを見つけるためには、「書く」ことが大事。
・「書く」と、「黙考」よりもはるかにすばやく、多くの「考え」を言葉にできる。言葉にされた「考え」を見ながら考えられるので、頭が整理されて次の思考へと無理なくつながるのだ。
・ノートや手帳ではなく、ふせんを使う理由は、ふせんを使えば、脳裏に隠れた「考え」がパッと浮かぶなど、アナログとデジタルの長所をいいとこ取りした最強アイテムだからだ。
・書いたあとにに内容を修正・編集する場合、消して書き直さないといけないノートや手帳とは違い、ふせんは並び替えや編集が瞬時にできる。
・ふせんに書いて「考え」を言葉にしたうえで(言語化)、ノートや机の上に貼って整理すれば、じっくり全体を眺めることができる。
・そして、ふせん(言語化された「考え」)を並び替えて編集するほうが、思考が圧倒的にスムーズになるのだ。
※アナログ、デジタル、ふせんの長所と短所の表が収録されているが、詳細は本書をお読みください。

・ふせんの使い方は、
①書く
②貼る
③並べ替える
の3つだけ。
・頭の中で考えている限り、「考え」はみ目には見えない。メモしなければ、片っ端から忘れていくのだ。
・そこで、考える過程を3つの「型」に分けて、思考を見える化した。
・「書く」ときは「言語化」、「貼るときは」み整理、「並べ替える」ときは「編集」に専念する。
・目に見えない「言語化」「整理」「編集」という思考を、「書く」「貼る」「並べ替える」という目に見える「型」にすることで、順を追って考えられるようになる。
・それぞれのステップには明確なコツがある。それゆえに思考にメリハリが効いてきて、結果的に「やりたいこと」も見つけやすくなるのだ。
・この「やりたいこと」とは、「人生の目的」を実現するための手段にすぎない。
・なので、まずは「人生の目的」を見つけることが先決である。「人生の目的」さえ見つかれば、「やりたいこと」も自然に見つかる。
・ふせんを使えば、「やりたいこと」を言葉にできるのだ。慣れてくると、抽象的な言葉でも具体的な言葉でも表現できるようになる。さらには副次的な効果で、抽象的な思考の展開も軽々とこなせるようになる。
※ふせんを活用すると手に入れられるもの。ふせんの5つの特色の活かし方についても触れられているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「ふせんを使えば、人生が180度好転する!」という序章から始まり、「ふせんで『考え』を言語化する」「ふせんで『自分探し』をする」「ふせんで『考え』を熟成させる」「ふせんで見つかった「やりたいこと」でお金を稼ぐ」「ふせんで自分の人生が思い通りになる」「仕事と趣味からでも『やりたいこと』が見つかる」という章で構成されており、
◇ふせんに書くのは「◯◯・◯◯・◯◯」の3点セット
◇ふせんを貼ると、自分の魅力が見えてくる
◇「やりたいこと」の真の正体とは?
◇昔の失敗は成功のもと
◇潜在意識の「7つの習性」を使いこなせ
など、人生が180度好転するふせんの活用法について紹介した内容となっている。

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