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津田裕子「キャリアコンサルタントになりたいと思ったらはじめに読む本」

・本書は、キャリアコンサルタント事業を展開する「キャリコンシーオー」にて合格講座を運営し、学生への就職サポート、企業内のキャリアコンサルティングなども行い、これまでに1万件を超える相談実績がある著者が、キャリアコンサルタントの
◇仕事内容
◇なり方
◇試験
など、キャリアコンサルタントの概要について解説した1冊。

・キャリアコンサルタントは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発向上及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行う「キャリアコンサルティング」をする人で、誰にでも起こり得るものの、人生で予測できること・できないことに直面した際、どのように考え、対応していけばないかをサポートする存在である。

・キャリアコンサルタントに必要な能力は、
◇相手を否定しない
◇相談者の気持ちを理解する
である。
・基本的にキャリアコンサルタントに必要とされる能力は、人の話を聞くこと(傾聴)である。
・相手中心で話を行うため、相手を否定しない気持ちが必要。また、安易に「アドバイス」をしないということも、相手をアドバイスしないということにつながる。
・そして、相手の話を最後まで聴いて、たとえそれが間違っていたとしても、あるいは事実と異なっていたとしても、一旦すべて受け入れる気持ちがキャリアコンサルタントには必要である。
・また、キャリアコンサルタントは相談者の味方となるため、相談者の気持ちを十分に理解し、その相談者の良い事実の部分を認めることで、相談者自らがモチベーションを高めることにも貢献する。
※「キャリアコンサルティングの基本的な流れ」「どんな人がキャリアコンサルタントになっているか」「キャリアコンサルタントのやりがい」などの詳細は本書をお読みください。

・キャリアコンサルタントになるためには、受験資格を満たして、試験に合格すれば、誰でもキャリアコンサルタントになることができる。
・時間では、主にキャリア理論や労働に関する法令、キャリアコンサルタントの実務や倫理規定、メンタルヘルスに関する知識など、とても幅広い内容が問われる。
・学科試験の試験内容と範囲は、
①キャリアコンサルティングの社会的意義
②キャリアコンサルティングを行うための必要な知識
③キャリアコンサルティングを行うために必要な技能
④キャリアコンサルティングの倫理と行動
であり、これらの内容が、学科試験と実技試験(論述試験+面接試験)によって試される。
・キャリアコンサルタントの学科試験は出題範囲が広いため、時間をかけて計画的に勉強する必要がある。
(特に、過去問対策が重要とのこと)
・また、実技試験は「論述試験」と「面接試験」が含まれており、それぞれ別日程で試験が実施される。
・実技試験が不合格な場合は再度、論述試験と面接試験の両方を受験しなければならない。両方に合格して、実技試験合格となるのだ。
※学科試験、実技試験の問題内容ならびに試験対策法、合格率の詳細は本書をお読みください。

・本書は、「いま大注目の国家資格!キャリアコンサルタント」「キャリアコンサルタントの仕事を見てみよう!」「キャリアコンサルタント8人のある1日」「キャリアコンサルタントになるには」「ゼロからわかる!キャリアコンサルタント試験のしくみ」「合格した後のためにできる準備」という章で構成されており、
◇キャリアカウンセラーとキャリアコンサルタントの違い
◇キャリアコンサルタントの仕事内容(学生・社会人)
◇実際にあったキャリアコンサルタントの求人・ボランティア情報例
◇キャリアコンサルタントとしての専門分野
など、キャリアコンサルタントに興味関心があるけど、全く知識がない方がよく知ることがキャリアコンサルタントの概要について理解できる内容となっている。

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