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末岡由紀「預金残高391円だった僕が資産10億円になれたお金の引力」

・本書は、大学卒業後、パチンコ店を経て不動産賃貸仲介会社に転職し、預貯金391円から「お金持ちになる」と決意した1年後に全店約300人の営業職のなかで年間トップセールスとなり、その後、不動産会社を起業し、資産10億円を超えるエンジェル投資家として活躍する著者が、億万長者になるための「お金を増やす方法」について解説した1冊。

・お金持ちになるために、手をつけるべき最初の一手とは、「決めること」である。
・今よりお金持ちになりたいと本気で思うのなら、「自分には無理」という気持ちを捨てて、「自分はお金持ちになる」と決めないといけない。今がどうであるかよりも、自分自身で思い込むことが大切である。
・まずは、「自分はお金持ちになるんだ」と決めること。「自分はお金持ちになれない」と思っていたら、その通りの結果しかやってこない。人生は何事も「決める」ことから始まるのだ。

・「自分はお金持ちになる」と決めたら、次にやるべきことは時間の使い方を変えること。
・現在活躍している著名人は、大学は卒業しておらず、最終学歴は高校で、資産家の家に生まれたわけでもない人が多い。彼らは、自らのアイデアと努力で事業を起こし、富を築いている。
・お金持ちになるには、「学歴がないと」「親がしっかりしていないと」「一流の企業でないと」などど、たくさんの思い込みを抱えて生きている人が多いが、情報を集めると自分とはまったく違う考え方でお金持ちになっている人が大勢いることがわかるはず。
・どうでもいいような芸能ニュースやSNSを見る時間を減らして、もっと有益な情報に触れるようにすることを本書では提案している。
・まずは、時間の使い方を変え、良質な情報に触れて、「自分はお金持ちになって当然なんだ」というマインドを手に入れること。

・お金を得る方法は主に、
①労働
②起業
③投資
の3つがある。
・現在、あなたの年収が450万円以下の場合、必死に取り組むべきなのは①の「労働」である。
・③の投資はお金を増やす大事な方法のひとつであるが、450万円以下のあなたが、投資だけでなく、起業をしてはいけない。
・年収450万円以下の人に必要なのは、日々、創意工夫しているか、という仕事のやり方(姿勢)である。なぜならそれが、いずれは自分の軸になるからだ。
・この「自分の軸」というのは、「自分はこれでお金を稼げる」という確かな手応えを持てるような仕事のことである。
・もしかしたら、今やっている仕事は、自分が本当にやりたい仕事ではないかもしれないが、まずは「今、目の前の仕事に真剣に取り組むこと」。つまり、誰にも負けないという域に達するまでやり切る、という目の前の仕事の達人になることが大事なのだ。
・ひとつの仕事をやり切ると、そこに達した者だけが見える景色があるのだ。
※自分の軸が必要な理由ならびに、著者がどのようにして、仕事に向き合っていったのかについての詳細は本書をお読みください。

・本書では、「預金残高391円だった僕はこうしてミリオネアになった」というプロローグから始まり、各年収ごと(450万円以下・2000万円以上)のマインドセット、仕事の見直し方、お金の知識、年収1億円以上になった著者が実践している「お金の引力」の高め方など、リアル富裕層になるための具体的な方法が収録された内容となっている。

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