鈴木真理子「『時間不足』解消!誰でも目標・夢を達成できる 朝5分だけ段取り手帳術」
・本書は、9年3ヶ月間の保険会社の勤務を経て、さまざまな職業を体験した後、ビジネスコンサルタントとして独立し、企業研修や公開セミナーにおいて数多の失敗談を告白しながら、ミス、ムダ、残業を減らすヒントを提唱している著者が、テキパキと能率よく働き、成果を上げるための「朝5分だけ段取り手帳術」について紹介した1冊。
・「段取り手帳術」をおこなうことで、
①「自分の時間」を増やすことができる
②正しい時間感覚が身につく
③朝からロケットスタート
④どこでも「集中モード」に入ることができる
という4つの効果が得られる。
・「段取り手帳術」をはじめると、「限りある時間をどう使う?」と自分に問いかける習慣が身につく。それは時間の大切さに気づくことでもあるのだ。言うなれば、「段取り手帳術」はいわば"時間簿"なのだ。
・また、「段取り手帳術」では、仕事をはじめる前に計画を立てる。計画するときは頭の中で考えるだけでなく、文字にして記録に残す。記録に残すと、仕事を終えたら振り返ることができる。
・計画と実際の仕事、両方の時間をメモすると、次第に自分のペースがわかり、正しい時間見積りを算出できるようになるのだ。
※「段取り手帳術」で得られる4つの効果の詳細については、本書をお読みください。
・「段取り手帳術」の大きな流れは、
①手帳で1ヶ月間の予定を眺める
②「やることメモ」を書き出す
③「優先順位」を問いかける
④「投入時間」を決める
⑤「時間割」を完成させる
の5つでこれらを5分で行うようにする。
※かける時間は、それぞれ1分ずつがめやす。
・スケジュール管理は、大きなところから小さなところへ、の順にする。全体をとらえてから部分に移ること。つまり「今月の予定→今週の予定→今日の予定」という順に確認していく。
・なぜかというと、目先のことだけにとらわれると、先の予定をうっかり忘れ、ほかにやるべきことがあるのに別のことをやりかねないためである。なにごとも「俯瞰」することが大切なのだ。
・手帳で1ヶ月の予定を眺めたあと、「やることメモ」を書き出す。今日中にやりたいこと、やらなくちゃいけないことをどんどん書き出していく。書き出すことで、今日という1日でやろうとしていることの全体像を把握することができるし、仕事のヌケやモレを防ぐことができる。
※その後の「段取り手帳術」の流れについては、本書をお読みください。
・本書は、「朝のたった5分で1日が決まる」「朝5分書くだけ段取り手帳術」「【1分】 手帳で『やるべきこと』を俯瞰する」「【1分】段取りの土台になる『やることメモ』の書き方」「【1分】やるべき仕事を見極める『優先順位』の決め方」「【1分+1分】限られた時間で仕事をコントロールする」「応用編 夢を叶える手帳の書き方」という章で構成されており、
◇あなたの仕事が忙しい5つの理由
◇手帳は「〇〇〇〇〇〇」を合言葉に
◇気分が乗らない仕事、やりたくない仕事はどのように対応するか
◇あなたの働き方は野球型?サッカー型?
など、「時間が足りない」から「時間が余る」ようになる「段取り手帳術」のやり方について解説した内容となっている。
時間不足を解消し、自分の時間を増やして、目標や夢を叶えたい方は、ご一読ください。
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