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太陽よりも眩しい星★サブタイトルとあおり まとめ

「太陽よりも眩しい星」は扉絵もすごくいいんです。

朔英と神城の過去の出来事が中心で、アルバムをめくるようでとっても味わい深い。

で、カラー扉の時だけは作中の時系列と同じ、ということが多いです。
作品を読む前の扉絵チェックも楽しいです。

扉絵はサブタイトルとあおりも大好きです。
あおりは編集さんが考えると聞いていますが、すごく世界観とマッチしてると思います。

残念ながらあおりは単行本に収録されないので、今回、その辺をまとめてみることにしました。

■単行本1巻

episode.1 手を伸ばした日

離れても君は、ずっと輝いてる。

別冊マーガレット2021年7月号

カラー見開き扉(巻頭カラー)。
中学校の廊下ですれ違う朔英と神城。 

右ページに朔英。
女友達3人と一緒にいて、腕や背中にじゃれつかれている。

左ページに神城。
渡辺と肩を組んで歩いている。

episode.2 名前を呼んで

ずっと見つめるだけの距離、
今度こそは変わるかな?

別冊マーガレット2021年8月号

袴姿の朔英とスーツ姿の神城。
小学校の卒業式と思われる。

神城は父親と思われる黒髪の男性に肩を組まれている。
朔英はそんな神城に後ろから見惚れている。

episode.3 秘密

見つめてきたからわかること。
見ているだけじゃ、わからないこと。
君への恋にはどっちが大事?

別冊マーガレット2021年9月号

カラー扉。
体育の柔道の時間と思われる。

下半分に柔道着で笑う神城。
上半分に柔道着で、何かを見つめている朔英。
たぶん視線の先は神城ですね。

episode.4 太陽よりも眩しい星

隣にいなくたって
すぐに君だけは見つけられる。

別冊マーガレット2021年10月号

札幌市立山手丘陵小学校 3年2組 山田学級のクラス写真。

生徒は39人、男子が左側、女子が右側に並んでいます。
神城は前から2列目、左から4番目。
朔英は一番後ろの右端に写っている。

※1巻の最後でいきなりサブタイトルに作品タイトル登場!
中身を読めば納得のサブタイトルなのですが、これはかなり斬新ではないかと思います。  

■単行本2巻

episode.5 まぶた閉じてもそこに在る

見上げる姿も、
いつもより無防備な感じも、
見慣れなくってどきどきです。

別冊マーガレット2021年11月号

カラー扉。
作中の研修旅行でボートに乗る時の風景。
三角座りで救命具を装着した神城が、男友達を見上げてしゃべっている。

episode.6 跳ねて、揺らいで

隣にいても手が触れ合わないこの距離は、
いつまで続くのかな。

別冊マーガレット2021年12月号

カラー扉。
若中と書かれた法被を着た朔英と神城のツーショット。
高校生か中3頃と思われる。

※作中には法被姿のお祭りは出てきていないので、状況が特定しにくいです…。
中3の運動会にも法被はなかったはず。
これは作中とリンクしないのかも。

episode.7 友達

好きも
愛しいも
守りたいも全部、
君が初めて
教えてくれた気持ち。

別冊マーガレット2022年1月号

ペンギン山のペンギンを指差し、朔英に向かって笑う神城。
小学校の修学旅行と思われる。

※雑誌掲載時のサブタイトルは「降っても晴れても」でした。単行本収録時に改題されています。

episode.8 知恵と心と、それから勇気

すれ違う一瞬、
流れ星にあったみたいに
心が閃くんだ。

別冊マーガレット2022年2月号

小学校の階段で、下から声をかけて笑う神城と、踊り場から下を覗き込む朔英の後ろ姿。

■単行本3巻

episode.9 天気雨

ずっと眺める距離にいたのに、
どんどん朔英に近付く光輝。
その真意はーー…?

別冊マーガレット2022年3月号

カラー扉。
左側にほうきを持つ高校生の神城。
右側に雑巾を持つ小学生の神城。
どちらも八重歯の笑顔を見せている。

episode.10 ビハインド

ひたむきに走る視線の先が、
自分だったらいいのにと
ずっと思ってた。

別冊マーガレット2022年4月号

小学校の運動会のリレーで、前の子にバトンを渡そうとする神城。

episode.11 夏のはじまり

君の名前を探している時は、
流れ星を探すみたいに
祈るような気持ちだった。

別冊マーガレット2022年5月号

高校の入学式で、壁に張り出されたクラス発表を見る朔英。

episode.12 10年間

雨の日も、風の日も、
走る君を見ていた。

別冊マーガレット2022年6月号

夏のスコールの中、リュックを背負って走る男の子5人。
グラウンドの外の舗道を走っている。
おそらくサッカー少年団で、下を向いているか頭にシャツをかぶっているのが神城。

■単行本4巻

episode.13 決心

眺めるばかりと思っていたけど
目を合わせて、この気持ちを伝えるんだ。

別冊マーガレット2022年7月号

カラー見開き扉(巻頭カラー)。
音楽室の前でぶつかりそうになる、高校生の朔英と神城。

episode.14 誰かの気持ち

自然とはなればなれになって
そっちを見つめているのは、
いつもこっちの方なんだ。

別冊マーガレット2022年8月号

小学校の2年生の下駄箱。
男友達と笑いながらくつを履こうとする神城と、女友達に腕を組まれながら近くに立つ朔英。

episode.15 準備

キラキラ眩しくて、不思議な引力。
いつだって、君から目がそらせないんだ。

別冊マーガレット2022年9月号

小学校の教室の窓枠に並んで、外の花壇を見る神城。
隣で神城を見る朔英。

episode.16 噂

なんてことない帰り道も
君がいるだけで鮮やかに見えたんだよ。

別冊マーガレット2022年10月号

小学校の通学路で、男友達とどんぐりや松ぼっくりを拾う神城。

にこにこの女友達ふたりと一緒に、通りかかる朔英。

■単行本5巻

episode.17 星座にならない星

いつからだったかな。
見上げるようになったのは。

別冊マーガレット2022年11月号

カラー扉。
鮎川くん→神城→朔英→翠ちゃん→香川さんの順に、制服姿で並んでいる。
神城は後ろを振り返って朔英と話している。

episode.18 太陽よりも眩しい星

いつどこで、なにしてたって、
輝く星は君だけだった。

別冊マーガレット2022年12月号

小学校の劇のステージ。
神城と朔英は猫耳をつけている。
おそらくキャッツがモチーフ。

※作中では、ふたりとも木の役だったとされている。

※サブタイトル=作品名再び。最高の神回でした。

episode.19 花火

「私が飲むよ」
「大好きだから」

別冊マーガレット2023年1月号

小学校の教室で、ミニサイズの紙パック牛乳を両手に持った朔英がにっこり笑顔。

※全人類に読んでほしい最高of最高の回です。
私は泣き倒しました。必読です

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episode.20 付き合ってるよ

花火の音と心臓の音、
混じってどちらだかわからない。

別冊マーガレット2023年2月号

カラー扉。
花火を背景に、校庭のフェンスの前で幸せそうに語らう朔英と神城。

※語彙力喪失の神of神回でした。
5巻の〆のエピソードとして素晴らしすぎます!
ここから本誌派に転向しちゃう人、増えるのでは?
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■単行本6巻(収録予定)

episode.21 負けました

この恋からは卒業できないな

別冊マーガレット2023年3月号

カラー扉。
中学の卒業式で撮ったツーショット写真です。
本編は神城目線の中学時代振り返り回。

いやもうこんなのエモすぎて情緒ぶっ壊れるんですが!?!?
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episode.22 君が好きでいてくれるなら

この感情に
名前があるんだったら
教えてほしい

別冊マーガレット2023年4月号

小学生の頃の教室。
席に座る隣同士のふたり。
教科書を朗読する朔英と、それをこっそり見つめる神城の図です。

朔英はジャージ姿で机の上には花柄の可愛いファスナー式ペンケース。

神城は半袖半パン姿で、机の上にはマグネット開閉式のスポーティなペンケースです。

体格が良くてあしがついている朔英と、小柄で足が浮いている神城。
細かな部分の対比が効いています。

この号では表紙を飾っています。

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2023年3月18日時点

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