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簡単にみえる基本をやり抜く

高校受験のときも大学受験のときも、先生には「応用問題をやるより、教科書に書いてある基礎を徹底して身につけたほうがいい」と言われた。

実際にやってみると、基礎って簡単そうに見えて、意外と奥深い。わかってるつもりでいただけで、ちゃんと理解できてなかったり、覚えられてなかったり。しかも教科書に目を凝らしてみると、小さい文字でさらに発展した内容まで書かれてて、「基礎って意外と広くて深くない!?」と思ったり。

最近、基本をやり抜くことの大切さと難しさをひしひし感じているから、ふとそんなことを思い出した。

まさしく文章を書くこともそう。うそをつかないこと、推敲の時間をつくること、締切を守ること。やればできると思える簡単そうなことを徹底するのが何より大事で、でも何より難しい。

特にわたしはスケジュール管理が苦手で、それを言い訳に推敲の時間をちゃんと作れてないことが多かったから、最近はGoogleカレンダーの使い方を見直して、仕事のやり方を変えようと工夫を始めた。始めただけで、まだ上手くはいってないけど……。しないよりはずっといいはず、という気持ちで。

いまの自分を変えるには苦手と向き合って行動するしかなくて、頑張らずにラクしたいって思う自分も、言い訳に逃げそうになる自分もいる。けど、やっぱり良い原稿書けるようになりたいって思うし、どうにか踏ん張って、小さいことでも手を抜かない自分に近づきたいな。バトンズの学校の課題で思うような原稿書けなかったときの、悔しくて恥ずかしい思いはしないためにも。

いつだって、わたしに足りないのは勇気な気がする。例えば、いまの自分のダメな部分を認める勇気、逃げずに向き合う勇気、もっとできるはずだと高みを目指す勇気。去年「嫌われる勇気」をもう一度読み直してから、ずっとそう思っている。

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