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鶴は千年亀は万年?

僕が19歳の頃から飼いはじめたリクガメ(ベルセオレ)。

当時、一部の珍獣マニアの間で有名だった伝説のペットショップ、北越谷の 「ビッグベン」(今はありません)で購入した。

同種類が数十匹同じケージにいるなか、何故か一匹だけが「ヘビ(ボールパイソン)」のケージで飼育されていたのが印象的だった。

1990年頃、僕の趣味は休日のペットショップ巡だった。毎週末、車でいろんなショップを巡って生物を観察&見学していた。なかでも爬虫類・エキゾチックが好きで過去にはコーンスネーク、ボールパイソン、カメレオン、ヒョウモントカゲモドキ、ウォータードラゴン、スッポンなど様々な種類を飼育した。昆虫だとアシナガバチやアリ、蜘蛛、変わったところだとアリジゴクなども。

一人暮らしをする上で「カメ」を飼うことにした。当初はセマルハコガメの購入を検討したのだが、何度もショップを訪れているうちにリクガメに惹かれていった。

ケヅメリクガメやアルダブラゾウガメなど成長して大型になる種類は飼育環境を考えると現実的ではない(あと価格的にも…)。リクガメの人気どころといえば、ヒョウモン、ホシガメ、ヘルマンなど色や形状が派手な種類。個性派としてパンケーキにも惹かれたが、散々悩んだ結果何故か地味なベルセオレに一目惚れした。(目が圧倒的にかわいい!)

僕が高校を卒業してマンションで一人暮らしを始めたタイミングにパートナーとしてベルセオレを迎え入れてから、もう30年の月日が経つ。

「鶴は千年、亀は万年」という言い伝えもある通り、リクガメは爬虫類のなかでも寿命が長い。実際にゾウガメなど大型の種類になると200年以上も生きる個体も存在する。環境や種類によって寿命は異なるが、おそらく一般的な家庭飼育下では数十年といったところだろう。

さて、自分とカメ。どちらが長生きできるだろうか。人間の寿命もそう長くはない。自分がこの世からいなくなるギリギリのタイミングまで生きて欲しい。できれば同時に・・・笑

ベルセオレガメ

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