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2019.7.30(火)

肩こりが酷い。
2ヶ月周期で肩こりのピークがやってくる。
ということで整体を予約した。
一昨年に整体童貞を捨て、昨年からいまの先生のところに通っている。

整体って何となく胡散臭いイメージないですか?
整体に通う前のイメージは、こんな感じでした。

マッサージを受けている時、宗教やマルチ的な話をされて洗脳される。
変なオプションでボッタクられる。
電磁波が出る怪しい機器、枕元に置いておくと肩こりが治る謎の鉱物とかを無理やり売りつけられる。

実際は、そんなこと全くなかったけど。

初めて通った整体は、自宅の最寄駅近くのところ。肩こりがそれほど解消しなかったので速攻やめた。

次のところ(いまのところ)を探すにあたって考えた条件は、
「チェーン系でない。」
「遅くまで営業している。」
「中国人の先生がやっている。」
最後の「中国人の先生がやっている。」というのは、中国4千年の歴史というし、なんとなく効きそうという安易な考えからである。

ネットで調べたら、通勤の途中駅に21時までやっている「中国気功整体○○堂」というのを発見。
"中国の伝統的な整体と気功とマッサージをミックスした当院独自の伝統療法"と書いてある。
なんかめっちゃ効きそう〜
でもオープンして17年目なのに伝統療法って短か過ぎやろ!!とツッコミつつも、初回限定50%オフをやっているので、予約の電話をしてみた。

プルルルル...プルルル...ガチャ「▲×♪#%○◆¥ですけど」
ヤベェ聞き取れない。
私「すいません。○○堂ですか?」
整「そう。」
私「ホームページで見たのですが、初回限定50%オフで予約したいんですけど」
整「今日だったら4時空いてる。」
私「120分コースでお願いします。」
整「120分ダメ。50分コースできる。」
私「じゃ50分コースで...」
整「名前は?」
私「ホンダです。」
整「ホンダさん。じゃ4時(ガチャン、ツーツーツー)」

予約してもうた...
あまりもの愛想なさに不安を抱くも整体へ

場所はマンションの1階。
路面側にある焼き鳥屋の裏側。そこに申し訳なさそうに〇〇堂はあった。
店内に入ると、白を基調とした部屋で思いのほか明るく、ありがちな中国っぽいBGM。
合成皮革感バリバリのソファが置いてあり、テーブルにはこれまたありがちな「壮快」「安心」などの健康雑誌。
壁には荻原次晴のサイン色紙が1枚だけポツーンと貼ってあった。
先生は、名札に大和田と書いてあるが、思いっきり中国訛り。
問診票を書かされ、いざベッド・イン!!

うつ伏せ状態から開始。
背中に置かれたタオルの上から腕で撫でる。この時点で少し気持ちいい。
肩へ移動し軽く揉まれる。キモチイイ...
先生「強さ大丈夫か?」
私「もっと強くて大丈夫です(ドM)」

続けざまに首へ移動。
ツボを的確についてくる。そして強め!!!
首の骨折れる人いるのでは?くらいの強め!!
超・超・超いい感じ
超・超・超・超いい感じ(懐かし過ぎる)

背中へ移動。
肩甲骨まわり、どこを揉まれてもイタ気持ち良すぎて「アッアッイイ!!」とAVばりの喘ぎ声を発してしまう。
ツボにピンポイントで入った時は「そこ気持ちいい..はふっ」もう先生の好きにしてって感じ。
先生も調子づいて、ここぞとばかり強烈に数秒間押してくれて...最終的にヨダレ垂らしてました私。

腰、足、足裏と続き最後に首と肩へ戻り終了。
もう骨抜き地蔵だわ(とげぬき地蔵な)

先生がジャスミン茶を出してくれてピロートーク(違う)
先生「どうだった?」
私「気持ち良かったです。肩がめっちゃ軽くなりました。」
先生「じゃ、次どうする?」
展開早い!!!
先生「回数券安い。50分コース10回4万円」
めっちゃ助詞を略して押してきた~
先生「お金 今日全額じゃなくていい。」
悩む...
先生「今日少し入れて使い終わるまで払えばいい。」
先生「有効期限ない。家族使える。友達使える。」
どんどん押してくる。
私「じゃ回数券お願いします。」
負けた...電化製品を買う時に半年迷う私が負けた。

今では、その回数券を使い切り、更にお得になった10回3万5千円の回数券をためらうことなく買う私であった。

全く関係ないですが、荒川良々にクリソツな整体師さんが時々います。

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