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運って何だろうと考えてみた

今回は占星術からちょっと離れたお話。

日頃の会話に運という言葉はよく出てくる。星読みやタロットに手を出せばなおのこと、運が良かったの悪かったのという話に触れる機会は多くなる。しかし、この運という言葉が何を指しているか?と考えてみると、だいたい、『都合のいい状態を作る力』を運と呼んでいるのでは、と私は思っている。本を読んだり話を聞いたり自分の体験を考えてみたりすると、確かに、運は大事なものであろうと思う。日常の細かいシーンから国を左右する大きな物事まで、最後は運だなこれ、としか言えなくなるような状況は、割とある。

たとえば、ある人が自分の意志と努力で達成した物事があったとして、その人の意志と努力を知らない人は「運が良かっただけだろ」と言ったりする。そう言われた側は反論するだろう、自分で頑張ったことだから運とは関係ないはずだ、と。しかし『その人が特定の意志をもって努力をできる状態にあったこと』はどうか。更に、『その人が特定の何かを叶えたいという意志を持てたのは何故か』……と分解して考えていくと、やっぱり、最終的に運なのだ。一部で親ガチャなんて言葉も流行っていて、賛否両論あるけれど、あれも運の一面を切り取った言葉としてはけっこう正しいのではないか、と私は思っている。

先に結論を書く。現在の私の考えでは、運とはつまり

・個人の意志ではどうにもならない部分がある
・自分の心が良いと感じることをすると、運はよくなる傾向がある
・誰かを喜ばせると運はよくなるけれど、やりすぎるとパンクする

の三点だろうと思う。以下、この辺に関する話をざっくり書いてみた。あくまで私の考えなので『絶対に正しい』とは言わないが、そういう考え方もあるんだなーくらいの気持ちで読んでいただけら嬉しい。

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