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星と歩く、たまにコケる…毒と薬が紙一重な海王星の話


以下、個人情報保護の為にいくつかフェイクを混ぜています。
でも体験したことはほとんど事実。
体調について不安がある人は、適切な形で医療機関を受診してくださいね。

なんだか世界のあちこちで、外出自粛、出来るだけ家にこもっていよう……という空気になって久しい。私はありがたいことに、最低限の衣食住とインターネットと青空文庫とDMMのソシャゲとTwitterとnoteが稼働していれば、半年くらいは外出自粛でも問題ない身だ。というか、かつては本当に半年くらいガチで引きこもっていたこともある。

それにそもそも、この半端な田舎で自分の車がなくなった約三年ほど前から、休日はほぼ完全なる引きこもり暮らしである。必要な買い物は仕事の行き帰りでだいたい揃ってしまうので、仕事と病院と散髪以外で外に出たのはいつが最後だったのか、思い出すのも苦労する始末。確か去年の年末に、弾丸スケジュールでちょっと遠目の温泉に行ったのが最後だった……はず。たぶん。

何故にちょっと遠目の場所を選んだのかといえば、接客業やら自営業やらの人には覚えがあると思うのだけれど、『迂闊に近場に出かけると、常連のお客様に出くわしてしまう問題』というのがある為だ。そうなると仕事スイッチが入ってしまう。つまり、近場では気分的に休めねえ。
よって家から離れて休みたいときは、電車である程度以上遠くに行く他なく、そんな贅沢が出来るのは、年に一度か二度というところ。ますます休日引きこもりに拍車がかかる始末である。

前にどこかで、「用事があるときにしかPCを付けない奴と、用事があるときにしかPCを消さない(=ほとんど常に付けっぱなしの)奴がいる」というのを目にした記憶があるのだけれど、それと似たような話だ。用事がない限り外を出歩いている人と、普段から用事がない限り外に出ない人。私は後者だ。不要不急の用事で外出なんて、半年に一回あるかないかのレベルだぜ、というのが私の暮らしである。

しかし世間様ではそうでもないのだな、とはTwitterを眺めているとよく分かる。ストレス解消に酒やら煙草やらに走る人、その中毒の対応を迫られる人も結構いるのを目にして、大変だなあ……と思ったのだけれど、ちょっと前に似たようなモノでエラい目に遭っていたことを思い出した。

カフェイン中毒。

仕事やら受験勉強やらの為に、エナドリやカフェイン錠を過剰摂取して、急性中毒で病院に担ぎ込まれるニュースは時折目にする。私がやらかしたのはそのタイプの中毒ではない。日常的に飲んでいたコーヒーと緑茶による慢性中毒だ。

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