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星と歩く、たまにコケる…水瓶土星の時代

これを書いている今現在、土星は山羊座の26度あたりにいる。ついこの間逆行を終えて、ここからしばらく逆行はないので、山羊座土星の時間から、本格的な水瓶土星の時代に突入するという流れになっている。切り替わるのは2020/12/19だ。

このトランジットの土星が示すのは、ざっくり言うと、その時代における社会的ルールの在処。これが水瓶座にある時間、つまり2020/12/19から2023/03/07あたりまで、社会的ルールは水瓶カラーになりますよ、という感じだ。

例のウイルスの流行で変わった社会のアレコレとか、電子マネーの普及とか、もういろいろと水瓶土星っぽい片鱗は見えているんだけれども(実はちょっと前に一回、土星は水瓶座に来ているのだ。今は逆行して山羊座に戻って、そこから再び順行に切り替わった状態)、この傾向はどんどん加速していくんじゃないだろうか。

トランジットの土星は、あくまで時代の規範やルールを示す星なので、個々人によって体験の仕方は違う。それでも、共通する傾向みたいなものはあると思う。あくまで私の考えだけれども、『個』が試される時代になる気がする。

様々な意味での分離と独立が音を立てて進んでいく、結構厳しい時間帯でもある。「誰かを頼りたい」「何かに依存したい」「今のままでいたい」という向きには、この水瓶土星は味方をしてくれない。それから、既存の権力や権威、そしてそれを振り回す快感に依存している人は、そのままの姿勢では一気に不利になっていく。

……と書くと、自分には関係ないやーと思う人もいるかもしれないが、『個』の試練というのは誰の上にも平等にやってくる。

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