その言葉に愛はあるのか
仕事終わり、帰宅支度をしていたら後輩が後ろを通り過ぎていった。なんとなくその後ろ姿を見ていたら涙を拭う仕草をしていたように見えた。
今日は警報が出るほどの大雨。電車が止まるとか止まったとか。。
このまま気付かないふりをして帰ろうかと、ふと頭をよぎりながらもその背中を追いかけた。
話を聞くに、とある先輩にとても強い口調で注意をされたらしい。その先輩は好き嫌いがはっきりしており嫌いな子には(とりわけその子には)当たりが強い先輩だった。
“言われたことは正論だったし自分にも過失