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全てに決着をつけてきた話をします【B'z LIVE-GYM pleasure2023 STARS参戦記】

どういうこと?と思いますよね



①タイトルどういう意味なの?と思いますよね

2018年からなんですけど、B'zのLIVEによく行くようになりました。母親と。




人生で初のLIVEが「B'z LIVE-GYM 2018 HINOTORI」長居スタジアム 1日目でした。もう5年前ですね。




母親に「一緒に行こう」と言われて、大阪まで行ってライブに参戦したんです。




1泊2日の弾丸旅行でしたが、本当に楽しかった。
長居スタジアムのアリーナ後方から見渡した時の広大さ、1曲目のultra soulにどよめく5万人の観客、小雨が降るなか流れたLOVE PHANTOMのイントロに沸き立つ歓声、一生忘れられない思い出です。




「5年後、2023年の時のpleasureの時は稲葉さん59歳、松本さん63歳かー、自分も5年後まで頑張らなきゃ!」と母親が言ってたのを今でも思い出します。




そして5年経ち、B'zがpleasureツアーをやることが決まりましたが
母親が末期の乳がんであることが2月に発覚し、そして4月に亡くなり、再び2人で参加することは叶いませんでした。





②正直そんな行く気はなかった。

2月に母親の病気がわかった時
「絶対私pleasure行くから。また長居スタジアム行こうね。」と言っていました。




ただそんな願いは叶わず、4月に亡くなった。
正直自分はもうこの時に、「あーもう今年は行く気しねぇな...悲しくなるだけだし...」と思ってました。




そんな中で、pleasureライブの応募先行は進んでいく。
B'zparty1次先行が終わり、club-gymの1次先行も終わり。





通夜、告別式が終わり、B'zのLIVEに行く話をしていたことを親戚に喋ったら。
「母親のために行ってあげなさいよ。」と言われてですね。




まあでも正直気分は乗らなかった。
仕方なく、チケットぴあにアクセスして、5年前と同じ長居スタジアムの公演に応募してみたんですよね。
「どうせ当たらねえだろ、何なら当たらないでくれ」と思いながら。





③運命の日

1、2週間経って、ふと受信メールを見たらチケットぴあからメールが届いている。




「あー応募した分の結果が出たか」と気付く。同時に「まあでも当たってねえだろ〜」をたかを括る。





そのままメールを開いたら「チケットのご用意ができました」の文字。





いやいや...マジか。
メールを読み進めると、「払い込みは5/30 23:59までにお願いします」との文章。今は5/27。





当たったは当たった。
けどまあこのまま見なかったことにすればいいや。親族にも「ごめん、外れたわ〜笑」と言っとけば丸く収まる。悲しくなるだけだろうライブに行くメリットが薄いのは明白すぎる。





何より10月から東京に行くんだ。忙しいのに行く理由がない。









そして5/30がやってきた。今でも忘れない。




仕事を終え、家に帰りふと時計を見たら時刻は23:30。
このまま行けば自分は「チケットが当たらなかった人間」として過ごすことができる。






どう考えてもこのまま黙っておく方がお利口で、賢い。
タイムアップまで残り30分。コンビニも遠いしこのまま過ごせばいい訳で。全ては順調だった。









振り返っても恥ずかしいのだが、気づいたら寝巻きのまんま、しかもスリッパでセブンイレブンに走り出していた。
無我夢中で走り、夜中にコンビニで13000円を払い込んでいた。





あまりにも愚かだったけど、体が動いてた。
「何やってんだろうな自分」と思いながら、家に帰りその日が終わった。





④最高のpleasureであり、treasure

そこから時はあっという間に過ぎ、いよいよライブ当日の9/23を迎える。





わざわざ7時に起きて、駅まで向かい、高いお金を払い空港までのバスに乗る。






正直何の意義があるのがわからなかった。でも、事前に予約した航空券に従って飛行機に乗り、そして大阪にたどり着いた。






気がついたら2018年以来、5年ぶりの長居スタジアムに自分は居た。




5年ぶりの長居スタジアムは何も変わらなかった。変わった点と言えば、自分1人しか居ないこと。





時間的にかなりギリギリに着いたので、慌ただしく場内に入場し、ほぼ待ち時間なくライブが始まった。






「まもなく開演いたします」のアナウンスで沸き立つ会場。35周年を振り返るOPムービーが流れる。






そして、場内に流れるピアノの音。あまりにも聞き慣れすぎている音。
「LOVE PHANTOM」のイントロだった。






その刹那思い出す5年前の開演前、長居スタジアムでの記憶。
「1曲目なんだろう...私はLOVE PHANTOMだと思う!」と予想している母親。







良かったな。5年経っちゃったけど、予想当たったね。








そこからはもう本当いつものB'z。
「calling」でマイクなしでスタジアムに声が響き渡る、そして「YESYESYES」でスタジアムのトラック1周を走りながら歌う稲葉浩志(59)。
いつも通り、何ならいつも以上のパフォーマンスに感嘆通り越してドン引き。




一緒に行ってたら大喜びしてたろう。
まあでも、このライブを天から見れて嬉しかったんじゃないかな。





あ、そうそう
内容には関係ないですけど、なんか9/23は稲葉さんの誕生日だったようで。スタジアムもことあるごとに「おめでとー!」の声で溢れかえってました。





なんか、理屈では説明できないんですけど
その光景を見て、この半年間の決着が付いたような気がしました。






レポにもなってない自分語りでごめんなさい笑
でもまあこれだけは言いたいんですけど







B'zのライブは最高ですよ!本当に!
皆様も機会があれば行ってみてね!





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