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Panasonic S5Ⅱx + chiyoko superrokkor45mmF2.8

今回使用するレンズはchiyoko製のレンズです。
と言っても馴染みのないメーカーと感じる方の方が多いでしょうか?
ご存じの方には釈迦に説法ではありますが、一応の解説を記しておきます。
chiyokoの名称は千代田光学という会社が製造したのですが、現在はSONY元はMINOLTAでした。製造は昭和28年が最初の様なので昭和30年前後だと思います。
詳しく知りたい方はネットを検索して見てください。

レンズとしてはライカのL39スクリューマウントレンズです。
光学設計などはおいておきますが如何にもモノクロ時代のレンズだなという感じの写りです。
今回は最初からモノクロで撮ってきましたが、次回はカラーの写真も報告できればと思っています。

撮影したのは曇り空で6月中旬夕方5時少しすぎでした。
鉄塔の輪郭をシッカリ出したかったのでF11ぐらいまで絞ったと思います。
このレンズは絞りのクリックがありませんのですぐ動きます。絞りが変わってします。
ピントリングを動かすと先端にある絞りも一緒に動いてしまうので、オールドレンズにありがちですが絞りを決めてからピントを合わせましょう。

このボディ非常に優秀で、どんなレンズが付いていてもボディ内手ぶれ補正が効くので多少絞っても手ぶれしないで済むのは非力な私には有難いです。
しかし先日来ちょいちょい気になっていましたがピークシフトというピントを可視化してくれる機能は有り難いし、便利なのですが遠景にピントを合わせているとファインダーいっぱいにピークシフトの色が出てしまうので見づらいです。
私は今回対策としてピークシフトの設定にあるシャッターボタン操作時オフを利用しました。これだとシャッター半押しでピークシフトの表示がオフになって見やすかったです。

これは非電化のローカル線で滅多に列車が来ませんので近くに車を止めて踏切から撮影しました。曇りとはいえ空の雲を飛ばしたく無かったのでF10前後まで絞っています。

今回は70年程前のレンズを使用しましたが何も不自由には感じませんでした。
私は現代のレンズも70年前のレンズも写りによって選ぶだけです。それはカッコよくいうと個性でレンズを選んでいるということなんだと思います。

次はこのレンズをカラーで撮ってきたいと思います。

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