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知り合いはいないけどUbieに入社しました。楽しくやってます。

はじめまして。7月からUbie株式会社のUbie Discoveryという組織でプロダクト開発エンジニア(旧ポジション名:ソフトウェアエンジニア)として働いています、icchiです。
入社して早いもので4ヶ月程経過しました。あっという間。

誰?

私はこれまで電力に関する事業を行っている数社の企業で働いてきました。プロダクト開発をするエンジニアとして手を動かしてコーディングをしてきた経験と、ここ数年はエンジニアリングマネージャーとして、チームビルディングやプロセス改善などを行ってきた経験があります。

Ubieは社員の7割がリファラルでの入社ということですが、私はUbieの中に知り合いがいたわけではありません。sonopyさんの以下の記事がきっかけでUbieの存在を知り、会社の採用ページからエントリーしました。

現在は最初に書いたとおり、Ubie Discoveryというプロダクト開発/事業開発を担う組織にてプロダクト開発エンジニアとして主には症状検索エンジン「ユビー」の開発を行っています。

何をしにUbie Discoveryへ?

業務課題を解決するto Bサービスも、一部の層が使うto Cサービスも、世の中的に大切だと思います。私も今までそうしたサービスを誇りを持って開発してきました。

しかし、ふと自分が今後どんなことをしたいかを考えたときに、まだ家族とか友人とかそういう身近な人が直接喜ぶサービスに携われてないモヤモヤが自分の中にあることに気が付きました。身近な人からのフィードバックって嬉しいじゃないですか。
まだ幼い我が子はしょっちゅう体調崩すし、親も定年過ぎた年齢でいつ何が起こるかわからないし、なんなら自分も数年前に病気の診断が出た。自分にとってはこれまで以上に医療が身近になってきました。Ubie Discoveryに飛び込むならきっと今なんだ。

UbieのMissionはテクノロジーによって世界中の人々を適切な医療に案内することなのですが、私にとっては何より私自身や私の家族、友人たちが適切な医療に案内される状況を作り出せたら良いなと思っています。もちろん結果としては間違いなく世界中の人々につながるはずです。

もっと踏み込んで何がしたいの?

病気起因で「なんか辛いんだけど、どうしたら良いのかわからない」という人を救えるような社会を作りたいと考えています。

私は持病があるのですが、実際に診断が付くまで結構な年月がかかりました。最初に症状が出たとき、それまで健康体だったのでどう対処したら良いのかわからず、「まあとりあえず数日様子を見てれば治るだろう」と思いながら生活していました。しばらく経っても治らないので、いよいよ「これはちょっとおかしいから医師に診てもらおう」と考え、近所の医療機関に行きました。しかし、そこでは特に異常は見られないということで、よくわからないけど医師がそう言ってるし、そういうものなのかなと考えてそのまま症状と付き合いながら数年が経過しました。症状が悪化して、いよいよ生活が辛いぞとなったときに私は親の勧めで再度医療機関に行き、そこでようやく疾患が判明しました。でも残念ながらすでに病気がだいぶ進行しているので、治療によって進行の鈍化や症状の緩和はできるけれども、元の健全な状態には戻らないようです。

私はこういう「え?以前医師に異常なしって言われたけど、本当は問題があって、しかも進行しちゃってるからもう元には戻らないんですか?」みたいな辛い体験をできるだけ世の中から減らしていきたい。Ubieならそれができるのではないかと感じています。

Ubie共同代表で医師の阿部は専門的な医療知識を持たない一般の生活者が発症時に正しい行動を取るのは難しいよねってことに課題意識を感じているようです。私もこの記事にかなり共感しました。

何が入社の決め手だったか?

選考の中でこの人達と働きたいと本気で思えたことが私がUbie Discoveryに入ろうと決めた最大の要因でした。

Ubie Discoveryではプロダクト開発エンジニアの採用をするときに技術面談ではなく、プロダクト開発面談というものをやっています。概要は以下の記事に書かれています。

このプロダクト開発面談、選考を受ける候補者はもちろん色々考えながら喋らなければならないのでしんどいのですが、面接官も候補者と同じゴールを目指し、その時々の話の流れに合わせて質問をしなければならないのでかなりしんどい。しんどいはずなんですが、面談の中でとても的確で鋭い質問がバンバン飛んできて、この人達めちゃくちゃ頭の回転が滑らかだなと思いました。

え?Ubie Discoveryはフラットな組織で全員採用に駆り出されるってどこかで読みましたよ?ってことは、みんなこのレベルで議論できるの?それはちょっとヤバすぎなんですが。。。

ということで、そんなヤバそうな人たちがたくさんいる組織で働けたなら、とても楽しいだろうなーと思い、入社を決意しました。実際入社してみての感想ですが、本当にみんな当事者意識を持ちながらバリバリ議論をしているし、どんどん直面している課題を解決していくし面白いです。

入社前の不安と実際どうだったか?

まず不安だったのは実力的な話。
めちゃくちゃ頭の回転早い人たちがたくさんいそうな会社は楽しそうだけど、自分がその中で力を発揮してうまくやっていけるのかは個人的に結構不安でした。結論としては、たかだか数ヶ月で「いや〜、自分めちゃくちゃ成果出せてるわ〜」とまではなっていないし、実際みんな優秀でいつも圧倒されてばかりなのですが、その中で刺激を受けながらちゃんとパフォーマンスを上げられるようになれば良いし、まずは目の前のことをちゃんとやろう!と考えています。
そして、Ubie Discoveryのメンバーはわからないと発信することに対して寛容で、わからないことをチャットでつぶやくとわらわらと集まってきて教えてくれます。「そんなこともわからないの?」みたいな態度を取る人にはまだ出くわしたことがないです。これは選考方法の作り込みとカルチャーの醸成がうまくハマっているように感じます。

次に不安だったのは会社のノリ的な話。
社内に知り合いがいない身としては実はこれがかなり不安でした。同程度の規模の会社で働いたことはありますし、前職もベンチャーだったのですが、年齢層がUbie Discovery程若くなかったので、若いベンチャーのノリについていけるのか?会社に馴染めず、ちょっと引いて眺める感じになってしまわないか?という懸念がありました。
しばらくUbie Discoveryの中に入って過ごした今になって冷静に考えてみると、ノリはやっぱり若くてワイワイしていると思います。具体的には組織全体での報告の場で、ガヤ用のSlackチャネルに絶え間なくガヤコメントが流れたり(ガヤを推奨している)、メンバー同士があだ名で呼び合ってかなりフランクなコミュニケーションをしたり、夕方頃になるとオフィスのコミュニケーションエリアに人が集まりだして飲み会が始まったりします。
こんな感じの賑やかさはこれまでの職場にはなかったのですが、自分もその内輪に入って楽しんでいます。少なくとも私はこのノリに対してとてもポジティブです。なぜ内輪に入って若くてワイワイした状況を楽しめているのか?理由はおそらく、一緒に働くメンバーが仕事でお互いを尊重し合いながら協調して成果を出せる人たちであることがわかったからです。
同じ組織の人々が内輪のノリでワイワイできるというのは、実際のところ全く悪いことではありません。組織に心理的安全性をもたらす上で非常に重要で、そうなるようにうまく組織設計・制度設計ができているんだと思います。

Ubie Discoveryの良いところは?

感じている課題があるならば、それは自分が主体的に解消できるように頑張りましょう、という組織としてのスタンスとそれを実行できるようにするための仕組み(ホラクラシー)が備わっていることがとても良いです。

会社としては急激に成長していることもあり、うまく行っていないことは多々あります。共同代表の久保が書いた以下の記事でもなんとなくそれが垣間見れると思います。

ただ、自分にはその課題を解消する権利も義務もあります。複雑で組織全体に影響するレベルで大きい課題でさえ、自分がこれまでのやり方を変えて対処してしまうことができるのです。
例えば、会社の目標管理の方法ついて「OKRを使って目標管理してるけど、進捗確認や評価、軌道修正などの運用が正しくなされていないから、成果が不十分だ」という課題を感じた場合は、誰でも(エンジニアでも)いつでもその方法を変更する立場になって変更を推進することが可能です。実際に多くの社員が自らの専門領域以外の、組織改善に関わる役割を持ってバリバリその成果を出しています。

周りには優秀で信頼できる仲間がいて、必要性さえ説明できればいくらでも巻き込むことができます。何かがうまく行かないことを他人や組織のせいにできない最高の環境だと思っています!

Ubieの現状

UbieはシリーズCの資金調達を終え、社外取締役、常勤監査役も新たに就任したところです。

これまで「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」ために高速でサービスを開発し、リリースしてきましたが、toB, toCともにサービスのユーザー数が増えて会社としてのフェーズも変わってきたことから、今後は引き続き素早く、しかし安定してサービスを提供することが求められています。
これまで急ピッチで作ってきたシステムも大幅な再設計や言語の再選定が必要になるものがありますし、組織としてのあり方も大事なところは守りつつ適切な形に見直す必要があります。もちろんプロダクトがユーザーに提供する価値もミッションを達成するために最大化していかなければならないので、プロダクトも変化の対象です。

この大きな変革フェーズのUbie Discoveryでガンガンいろんなことに挑戦してみたい!という方、エンジニア含めメンバー募集中ですので、是非一度カジュアルにお話させてください。



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