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留学して女作った①


衝撃的タイトル

留学して女作った…なんと衝撃的(笑)
でも、一言でいうとそんなです、短大時代の元カレの話。

行先はカナダだったので「金田くん」とでもしましょうかね。


金田くん

高校を卒業後、女子短期大学に入学した私はある問題に直面する。
出会いなくね?となったのだ。
高校時代、先生命!と貫き通していた私は、
新しい恋を始めたかったというのに。

合コンとか行けばいいのだろうけど、そんなタイプではなかったのだよ。

1年生の秋、文化祭の季節がやってきた。
男友達が何人から「文化祭いつ?」と連絡が入った。
おーなるほど、文化祭は女子狙いか、ふむふむ。

クラスの友達も、男友達がさらに友達を引き連れてやってくるらしい。

こうして出会っていくんだなと、思った。

文化祭当日、金田くんと顔を合わせた。
喫煙所でたばこを吸っている。

クラスの友達と、その男友達が話していた。
小学校からの腐れ縁らしい、幼馴染か…そんな友達もおらんわ(笑)

タバコを吸っている金田くんと目が合う。

金「どうも、こんちは」
私「あ…こんにちはー…」

んん…年上か?

見た目は年上だな…(失礼)

私「あーえっと、何歳です?」
金「俺?いくつに見える?」
私「あー…分かんないけど、年上?」
金「正解」
私「あ、年上…ごめんなさいタメ口きいちゃって…」
金「ぶはっ!」

めっちゃ笑うやん、なんやねんこいつ、ばっちり二重が
笑ったら一直線になるやん

あ、これ?第一印象です。

で、結局、これは嘘つかれてて、同い年だったという話。
連絡先を交換して、後日みんなでカラオケに行こうねという話になった。


音痴やけん

右隣に友人、左隣に金田くん。
友人といつものお決まりの歌を一緒に歌っていた。

話は面白かった金田くん、歌になると、その友達たちが
「こいつ音痴やけん(笑)」と笑っていた。

ほえー、ふーん、そうなん、知らんわ。

友人や他のみんなの歌を聞きながら、金田くんと話していた。
とても話は合う、楽しいし、一つだけ気になった。


浪人生

「え?」

そうなん?それは知らんかったわ、と。
浪人生やったんかい、、ねえ、待って、今、秋ですけど?
めっちゃ追い込んでる時期やないんですか?
というか浪人生って遊んでていいんか?

こんなことを言っていただろう、今の私なら、ね。

でも【彼氏がいる=リア充】と思っていました、当時、はい。

そして次に会った時、告白されて付き合った、というわけ。

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