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兵庫県立歴史博物館「ひょうご五国のやきもの」展
姫路市の兵庫県立歴史博物館で開催されている「ひょうご五国のやきもの」展を観ました。
ひょうご五国(摂津、播磨、但馬、丹波、淡路)の各地では古くから様々な陶磁器が焼かれ、その作品や技の一部は現在まで受け継がれてきました。これらについて当館のコレクションを中心に紹介します。各地の多彩なやきものや、それらを生み出した兵庫県各地の魅力に触れていただければ幸いです。
博物館なので、作家性の強いものではなく、どちらかというと民藝的な内容なんだろうなと思っていたら、案外突き抜けたものもあって、多彩な展示品を愉しく観て歩きました。
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チラシやパンフのアイキャッチにも使われているこの作品がもっともアート寄りでしたね。やはり目を奪われます。
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淡路島の珉平焼は、賀集珉平が興したもので、やはり作家性の強い作品が目につきます。
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三田焼の「柿本人麻呂像」は、衣の襞を造形する陶器の滑らかさが印象的。
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丹波焼の栗皮釉は、本当に栗の皮のような色味。渋い。
常設展示(有料スペース)はいかにも歴史博物館ですという感じ。江戸期の絵巻物や回船の模型など大きなものが目を引きます。
無料で見れる展示スペースでは、「組上絵―江戸・明治のペーパークラフト」展。紙を切り抜いて組み立てる“組上絵”、こじんまりした展示ですが、精緻な工作でした。
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この歴史博物館は確か丹下健三の設計。
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キューブの形をベースに組み上げた、いかにもモダニズムな形。
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建物の西半分はガラスによって作られた空間。これも近代建築の特徴だと、最近読んだ本で勉強したことの復習。
このガラスの部屋はカフェになっていて、中からは隣接する姫路城大天守が一望できます。
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この展覧会は11月26日まで。会期残り少ないですが、ご興味ある方は是非。
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