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【鉄日】24/08/01. Worry Along.

いつまでつづく、どこまでつづく。
梅雨が明けまして To You〜、
そーゆーワケで Further Long、
笑いトバせ!

僕のやうな柔い心の持ち主は、草刈りなんぞやってはいけない。
毎度の緑血を浴び、殺戮を続けていますが、この飽くなき闘いに徒労してきたのです。
カッコよく草刈りマシ〜ンを操った積もりで、じゃんじゃんヤッつけてても、どうも痼り(しこり)が残る。
ほら、クルマで小動物を轢き殺し気持ちを残すと、それが祟られるって云うじゃないですか。
気が、ひっかかっちゃいけないんですよ。
ちゃっちゃと仕事をこなしていけばいいのに、些細なことを気にしてちゃ、それが仇となるんです。
ワイルド種は生存能力が高く、いくら先っぽをやっつけてもトカゲの尻尾みたく、何度でも再生する。
数週間もすれば、わさわさと新しく生えてくるので、まるでヒゲ剃りしてるようなんだけど、
でもね、そんな簡単に割り切れない。
つまり、髪の毛やツメのように云ってしまえばそうなんだけど、いろんな種の草があるので、こういった所業をしていると、なにかに加担しているやうな心持ちになったりする。
金貰えばなんだってやるさ、草を殺すか、動物を殺すか、果ては同種を殺すかの問題。
戦争で敵の人殺せばいいんですか、て問題なワケで、僕は別にその辺に生えてる草に何の恨みもない。
だから、サクサクっと殺らなきゃ、気を残すな!

こないだ、そんなヤツらの逆襲が起こった。
電柱を這い上った蔓植物が、人間様の電気をシャットダウン(いいぞもっとやれ)
スゲェーよな、電線をちょっと這ってみたら一気に停電なんだから。
施設の電気が数時間止まり、非常電源作動、この電気に頼った生活の弊害を垣間見たのだった。
ダセーよな、人間。
でもさ、そんなこと云いながら、冷房装置なきゃ破綻しちゃうんだよね、僕ら。

僕はどっちの味方なのかよくわかりませんが、驕った厚顔無恥な種は滅びちゃえ。
だからゴジラが好き。
畏怖する災害や天災はそれを報せてくれてるんです。
それを操作しようと考えても、やはり狡猾、巧妙に、自然を操るコトは出来ないだろう。
相手は神さまなんだから。

どこまでつづく、Worry Along、
ミクロからマクロまで、心配は尽きないけれど、とりあえず夏なんです。
あつはなついんです。

殺し屋