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【鉄面皮日記】23/03/12. 終りの季節

カウントダウンが始まりました。
いよいよ残すところ10日、観葉植物リース仕事を解雇。
同時に、知的障害者さんとの交流も終わりです。
いろいろ文句も云ってきたけれど、決してこの施設自体、いやそもそも植物リースの仕事に不満はない。
あくまでも上役との確執だけ(それでも一年で辞めると決めていましたが)
此奴が居なければもう少し快適な職場だったと思う。
仕事というものは、小慣れていくうちどんどん安楽になっていき、それと同時に新鮮さや驚き、そんなものも繰り返しの内に埋め込まれてしまい、惰性だけで動いていってしまうもので、一旦転がっていけば単純作業であればあるほど楽になり、ただ繰り返せばいいだけになる。
こちらへ来る前にやっていたリサイクル業に比べたら、力の比重はまるで違う。
利用者(障害者)さんを連れていかなければならないという制約さえなければ、独りで動けるくらいの仕事量。
だからね、それだけやってくれと言われたら、やってやれなくもないけれど、それだけをやるコトは許されないようなので、やはり辞めるコトになるのです。

さすが企業というものは、計画がしっかり為されていて、もう僕が辞めた後の段取りも出来ている。
本隊より新しく従事する方が、週会議に呼ばれ紹介される。
そうだよね、べつに僕がいなくなったって歯車は回っていき、交換すればいいだけなのよね。
まるで「前略おふくろ様 part.2」の最後みたい。
ショーケンが料亭を辞めるコトになって新しく入ってきた岩城滉一、ショーケンは大いにすねる。
そんなのを思い出しながら、いよいよウキウキするのです。

さあ、残すところ2週間(最後の週は有給を消化)
その時々に書こうと思っていた事柄が蘇ってくるかも知れぬ。
僕はとても、終りの季節が好きなのです。