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【鉄日】23/12/20. チャンスをくだ再。

すっかり冬景色でありまして、12月も後半戦、つまり年末模様。
なんてコトでしょう、うかうかしてたらこの有様である。
もはや日記とは呼べない惨状であるが、これもまた自身のある側面だと認めよう。
受容してから、それからを考察するのだ。
それからも、これからもあったもんじゃないですが、今からチャンスをくだ再。


高架下の呑み屋"まきちゃん"

先週末、関西方面へ出向きました。
今の僕はかなりの自由度で動いているので、いつでも足取りは軽いのですが、
なにせ外へ出掛けるとお金が必要になってくるので、覚悟がいるのです。
今回は、お子のお受験、大阪の大学へと進学です。
僕は、勉強嫌いなのにまた学校へと行くという気が知れないし、すぐにでも働いた方が早く社会に融合できるじゃないかと、
実際自分もそうだったし、結局なにか言い訳を拵えて遊びたいんだな、社会へ出る猶予が欲しいんだな、とそう勘繰るわけです。
裕福な家庭ならそんな余裕もあるだろうが、生憎こちとらギリギリいっぱいで生きているので、こいつぁ敵わねぇーなーと説得を試みたのですが、やはり進学ということになってしまったのです。
奨学金とかそういった類のものを借入、ある程度はカバーしつつ、これは借金だかんね、返さなければなんないだかんね、そういった塩梅である。

京都、奈良、神戸を越え大阪の外れ、関西空港の近くが進学先となる。
しかし僕自身はだんだん気持ちが昂ぶってきて、久しぶりの遠出に胸躍る。
北陸から4~5時間高速ぶっとばせば関西、近からず遠からず、コンビニ入れば関西弁だし、楽しいぞ。
到着の日は浮かれ呑み過ぎたんで、次の日は二日酔い。
何度もこっちに来られないのでついでに住居探しで不動産屋さん、何件か付き合って内見したけどこういったのは運とタイミングだかんね、住んでみなきゃわかんないし、このグレードの家賃ではどこも似たり寄ったり、後はフィーリングでね、といって家人に任せ僕は街を探検するのです。

ほっつき歩いて散策するのが楽しい。
湾岸地域なので海風が強く当たり、幹線道路はいわゆるどにでもある大手チェーン店がひしめき合ってるが、横丁入れば昭和の匂いを残す、僕はそういった風景を探すのです。
お子が進学を果たせばこの街に常駐できるわけだし、少し行けば和歌山にいる実弟のとこにも行けるな、としたり顔。
温泉にも入った、周りはみな関西弁(当たり前だが)吉本新喜劇みたくて物見遊山だ。
3日目に関西を後にして、名古屋の実母へ挨拶に寄って経由して福井県に戻る。
岐阜からこちらが吹雪、ちとヤバいホワイトアウトな状態だったけど、途中から中部循環道になりほとんどトンネルで一気に帰ってこれた。
うむこの道が開通したらかなり楽になろう、と思いつつ、変な不便さを懐かしむ気持ちもそぞろ。
兎に角、関西方面に縁ができたのが嬉しい。
書を捨て、路上へ出よう、じゃないかジャマイカ。


りんくうタウンにてスーパー銭湯