【鉄面皮日記】22/11/27. It's So Hard.
まだ北陸地方は暖かい。
20度にも迫る勢いだから、とても暖かい。
しかし12月に入ったら急に寒くなり、初雪だと天気予報が言うので、雪囲を拵えた。
毎度その場しのぎでテーゲーにやっつけ仕事、今季大雪に見舞われないコトを祈るのみだ。
コロナ後遺症による味覚・嗅覚障害も一週間ほどで解決した。
生きてる楽しみを奪われた一週間でしたが、戻ってみたらやはり元の木阿弥、いつもの惰性。
止まればそのまま静止、動けばその運動は持続するという慣性の法則のままに。
苦楽もそのいっ時で、過ぎ去ってしまえばすっかり忘却してしまう。
いやらしくも計算に思案する。
今の仕事も半年を折り返したので、残すところ6回ほど、得意先を回ればそれで終いだ。
植物リース先は200件くらい、それを1ヶ月順繰り巡るわけだが、僕は、残すところ6回とかカウントしてほくそ笑む。
実に明瞭である。
要領を得てしまえば、考えるまでもなく、楽に立ち回るコトができる。
多い時で1日10件、スケジュールを決め、入れる植物を選び搬入し撤去して、ただその繰り返しだけなのだ。
これが惰性、日常、僕はそのルーティーンで賃金を得る。
痛んだ植物もなんなく廃棄するだけの知見も得た。
分かっている、それは妥協なのだというコトも。
それでも僕にできる小さなコトはやろうと思っているが、どんなに動こうがシステムを壊すことには責任が伴い、
それをするエネルギーは膨大でとてもじゃないがそんな覚悟は伴わない。
今やってるコトだけで精一杯、僕には僕の生活があるんだ。
そうやって遠いとこの戦争にも、災害にも、飢饉にも、目を背け、自身を守ってるようなふりをする。
守れやしない、どんどん壊れていってるような気もしている。
何にせよ、やれることしかできないというのは仕方ないことで、身の丈を知るしかないと諦めよう。
外の世界の動向も重要だが、己を調律することも同じように重要で、生活がとことん重圧なのだから、
同じだけの比重で僕を苦しめるんだ。
it's so hard, it's really hard,
sometimes i feel like going down…