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【鉄面皮日記】22/05/10

お子の学校からcovid-19が発生しパンデミック
迎えに行ったクルマで一緒だった子は感染していたのですが、お子は大丈夫でした。(PCR&抗原検査)
狭い車内で運転していた私もなぜか陰性でした。(抗原検査)
検査には「PCR検査(唾液採取)」「抗原検査(鼻粘膜)」「抗体検査(採血)」と3種類あり、PCRではウイルス遺伝子を、抗原ではウイルスの抗原(タンパク質)を調べられるそう。
抗体は血液に拠って過去に感染したかどうかが分かります。
とにかくもこんなに近々に感染者が出たのに、どうにか無事だったのです。
それにしても感染経路など調べ始めたらあらゆる可能性が考えられるし、
逆に考えれば、人と人の繋がりというものの濃密さに驚いてしまいます。
このウイルスを通して今まで見えなかった流れが見え隠れするようで、
不謹慎かも知れませんが面白く不思議なものなんですね。

それで今日、以前に行った宮古島紀行を再編集してupしたのですが、
そういえば、あの時に強烈な高熱に侵されたヤツ、
『ミャーク・コーリング(2019)』3日目記載

あれってば、実は新型コロナだったんじゃないか説?
実際には、2019年12月1日 新型コロナ感染症の最初の患者が中国の武漢で原因不明の肺炎を発症した日とされている。
そうなのだが、その2ヶ月前、もしかしたらという気がしてしまった。
本当にあの頭痛と高熱は、未だかつて体験したコトのないヘヴィさだった。
僕は高熱を楽しめる人間なのだが(その理由は燻蒸されたかのような禊感と、そこで見る夢が楽しめるからだ)
その時は頭痛が酷くて、数秒毎にズキンズキンと揺り返す内部から頭を拘束される痛さ、夢どころではなく、夢があったとしても黒くて死に直結するような悲観的なヤツで、残忍なまでに引き裂かれるように身体全体がぎしぎし痛んだ。
余裕はない、汗だくで数分の浅い眠りから起こされるとすぐに同じように頭痛と熱がやってくる。
バッドトリップ、終わりが見えない繰り返しこそ恐怖だ。
もしかしたらずっとこのまま苦しみ続けるのだとしたら、それこそ地獄なのだ。
苦しみのループ、夢では殺され、起きれば痛さが襲い、必死で頭を抱えたり身体の熱を逃そうとして右往左往と体の向きを変えてみたり、そんな24時間くらい。
いろいろ考えてみるが、原因はまるでわからない。
初日に少し逢ったAFさんから感染したのだろう。
その後に、彼を連れ病院に駆け込んだのだが、その正体は依然原因不明のままである。
でも初期のコロナてば、肺炎など呼吸器官にくるってのだし、無関係なのかな?
咳もないし鼻水はたくさん出たがそっちにはこなかった。

旅で冒される病、嫌いではない。
そこにはまた隠された秘密があるようで、
その土地に歓迎されているような、
場所と自分自身の関係性を考えざる得ない状況で、
懐柔しようと手を揉んでいるのだろうか、
それとも拒絶、そこを離れなさいという予兆なのだろうか、
それでも自分の細胞にその苦渋の記憶が刻まれる。
だから、旅で冒される病、嫌いじゃない。(軽いのならば)