icarus_plan

写真を撮り始めて40年。 楽しみながら写真の道を歩み続けて今や「道楽」。 そんな道に迷い、出口の明かりが見えない暗闇の中で綴る遺言。

偏愛 -新-

1985年の春、エイジは大学生としての新生活を始める。 と言っても、大学は地元なので通う方向と手段が変わっただけであった。  中学で暗室を発見したことから始まった写…

偏愛 -黒-

元は現像と言う実験が目的だったエイジも、純粋に写真を撮ることが目的になってきていた。 そんな息子の姿を見て、写真用具一式がもう自分のところに戻ってこないと感じた…

偏愛 -策士策に溺れる-

エイジは修学旅行にもう一台カメラを持って行った。  写真部員としての活動は一眼レフ、minolta SR-3の出番。 釜山の街の市場の様子などを撮った。 そして、クラスの記録…

偏愛 -関所-

エイジの高校の修学旅行先は韓国の釜山、慶州であった。  往路は下関から関釜フェリーで釜山へ、復路は釜山の空港から福岡空港まで空路という行程であった。 エイジにと…

偏愛 -サイン-

エイジは高校に進学しても写真部に入部した。 部室は特に無かったが、物理学教室に隣接する準備室内に暗室が併設されていて、顧問の先生が物理のトシア先生でもあったので…

偏愛 -ミラーレス-

エイジは天体写真を撮っていた時期がある。 写真(現像)を始めた中学生から高校生の頃のことである。 本当はオリオン座大星雲などのメジャーなキレイな天体を撮りたかっ…