IB(DP)における口述試験への取り組み方

口述試験とはDP(高校生)におけるとても大切な試験です。
口述試験の詳細はこちらIBのサイトよりご確認ください。
https://www.tckwshop.com/tckblog/what-ib-oral-exam/

今日はこの口述試験をどのように生徒に教えて、生徒に高得点を取らせるか、について書いていきます。基本的にDPの試験は担当教諭がしっかりと試験対策をしないと、どれだけ能力の高い生徒であっても高得点は取れません。生徒自身が自ら試験について分析し、理解できるほど、単純なテストではないからです。 

では早速どのように対策をしていくか、手順を書いていきます。

所要時間: 12週間 

①口述試験について説明  1周目


試験の概要の説明 
 口述試験とは口頭で発表する試験
 台本の持ち込みはできない
 本番一発勝負(Take 2, Take 3 はない)
 
文学テクストとは

→小説 詩 ドラマ マンガ(グラフィックノーベル)など
  
非文学テクストとは 
→ネット記事 ブログ CM  映画 スピーチ 原稿 新聞 評論、、、etc 

時間配分: 与えられた発表時間は合計15分(10分発表+5分教師からの質問)
 
評価基準:
A 知識、理解 (作品、抜粋箇所、グローバル問題についての理解)
B 分析、評価 (作者のどのような言語選択がグローバル問題と結びつき、グローバル問題を表現するのに役立っているか。)
C 構成 発表の構成(序論、本論、結論) 時間配分 論の一貫性
D 言語選択(日本語力) 正しい言語選択、豊富な語弊 

このような試験概要を1週間程度ゆっくりと時間をかけて理解していきます。

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