個人型iDeCoに入ることになったワケ

つみたてNISAや日本株をポチポチ購入していたりするので、iDeCoの存在は知っていてもそこまで興味をもって調べることはしていませんでした。

訳あって4月末をもって長く勤めていた会社を退職したのですが、元勤めていた会社で数年前から退職金に+αするという名目で確定拠出型年金が導入されていました。
月2,000円の積み立てだったので、年24,000円、仮に40年勤めたとして960,000円ですね。増減を考えなければ定年まで働いて退職金が100万円増えるのか。くらいの気持ちでした。

退職するにあたって確定型拠出年金は定年まで引き落とすことができないので、移動させなければいけないと説明されました。
その時点で積み立てられていた額は約10万円ほどでした。捨てるにはもったいないかなと思う額だったので生かす道を探すことにしました。

あいにく新しく入る会社では確定拠出年金の制度がなかった為、個人で管理していかなければいけなくなりました。
これがiDeCoに加入することになった大きな理由です。

つみたてはNISAなどでいいと思っていたので、iDeCoはとりあえず貯まってる分を移して後はそのまま60歳まで運用させていくだけでいいと考えていました。
退社時に「ココに電話して個人運用に切り替えたらいいですよ」と言われていたので、特に調べもせずに電話しました。

ポンポンと話が進み最後に「運用費用として毎月400円かかりますので、ご了承ください」と言われました。
まてまて、そんなのはご了承できません!
年4,800円、あと20年は引き落とせないと計算すると96,000円もかかるじゃないですか。これでは捨てても、保持してもどっちも大して得がない計算になってしまいます。(運用益を考えなければ)

一旦電話を切り、もっと運用費が安いところがないのか調べることにしました。この手のネタはまとめサイトがあるので、まずはそこから探るのが手っ取り早いですよね。
見ると運用費用が200円を切っているところがいくつかありました。
どうやら確定拠出年金の大元締めに月100円くらいは納めなくてはいけないらしく、ゼロ円というところはありませんでした。
最安150円くらいのところで横並び・・・といった感じでした。
あとは取り扱っている商品で評価が少し分かれていることも分かりました。

自分の中ではもう1つポイントがあって、それは新しく口座などを作りたくない。ということです。
どうしてもNISAや株を買おうとするとその先に合った現金の出し入れ先が必要になってきます。
既にNISAは楽天で、日本株はネオモバで購入しているのでこれ以上増やしたくない気持ちがありました。

魅力的なところもいくつかありましたが、上記ポイントにより見送り、最終的には楽天かauかの二択で悩みました。
気持ち的にはauを選択したかったのですが、取扱商品数の違いがあり楽天を選択しました。

楽天から資料を取り寄せ、加入手続き、移行手続きを進めています。
(個人型なのに会社に記入してもらう書類があったのは意外でした)
20,000円突っ込んじゃうのが節税対策としてはベストだということは理解しているのですが、まだ転職したてで生活の様子を探っているところなのでとりあえず5,000円から始めることにしました。
最初は節税対策になると知らなかったので、そのまま放置しようと思ってましたが調べてみるといろいろ分かってきたので、本格運用の際にはNISAとうまいこと住み分けていければいいかな~と考えています。
その辺は最終的な状態や節税効果など見えてきたらまたお知らせしたいと思います。

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