祖母と髪と写真

数年前に祖母が「綺麗な写真を残してみたい」って呟いてました。特別何かの記念とかではないのですがヘアメイクをして服を合わせて写真を撮りました。良い出来事だったので拙いですが良かったら読んでください。


柔らかく気品あるスタイルのイメージと
ブラックトーンだけどエレガントのイメージの
2スタイルの撮影をしました。最初はちょっとだけ不安そうな感じもありましたが中盤から楽しんでくれて最終的には凄く喜んでくれてました。直接の言葉にでなくても伝わってきて僕も嬉しかったです。

僕の祖母は身体的に衰えてきており、外出する事も殆どない現状であり、お洒落をする機会、必要性が少ないです。しかしこの日は凄く久しぶりにファッションを楽しんでくれましたし、日常とは違う時間の流れと楽しみ方がありました。

今回感じたことが2つありました。1つは比較ではなく、誰に見せるでもなく自分とファッションを楽しめたらいいなって思った事です。

年齢を積み重ねたり、自分のパーツや個性に自信が持てなかったり、そもそも興味がなかったり。様々な要素があり、更に変化していくけれど、それでも自分自身を受け入れて楽しみたいではありませんか。他者と比較した上にセンス、ファッションが成り立つのかもしれませんが必要分以上に比較しない事だったり、自己は自己で切り分けて考えてみたり。根底から自分の個性を受け入れて楽しめたらいいなあって思います。

感じたことの2つ目は写真の良さについて。自分の納得のいく良い写真が残ってたらいいなって思いました。そもそも純粋に自分の写真って少ないなあって思います。もっとカジュアルに記念写真の様な肖像写真の様なスタイルで写真を撮る。その年齢、その時代だからこその自分自身の写真を撮ってそしていつか思い出に浸れる要素にしてあったらいいなあって感じました。

以上の2つを感じて僕なりに整理してまとめました。長文になってしまいましたが、この記事を見てくださった方がヘアやファッションを今よりもほんの少しでも気楽に感じられたらより嬉しく思います。ありがとうございました。

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